エニアグラム-プロフェッショナル-タイプ3ウィング4
こんにちは、木村です。
ひよこくんとフクロウくんのエニアグラム講座-応用編です。
この記事では、エニアグラム(9つの性格)のサブタイプとしてのウィングについて紹介しております。
ウィングを知ることで従来のエニアグラムに多様な視点を与えることができます。
今回紹介するのは、「エニアグラム-プロフェッショナル-タイプ3ウィング4」です。
「エニアグラムは知っているけれど、ウィングは知らないよ」という方はこちらのページを参照してください。ウィングについて知っている限りのことを書いてみました。
それでは一緒に学んでいきましょう。
タイプ3ウィング4「プロフェッショナル」とは?
タイプ3ウィング4は、「プロフェッショナル」「専門家」と呼ばれていますね。タイプ3は、自分をカッコよく見せて、周囲から成功者のイメージを与えることで、自分は価値がある存在だと自己認識をして満足を得ます。
その背景には、ありのままの自分には価値がないことに恐れているからです。だから、成功者を演じることで、称賛を得ようとするのですが、タイプ3w4は、そこに対しても自信がないのです。
「輝きたい」「目立ちたい」という野心はあっても、そもそも自分は価値がない存在であるという思い込みが強いため、本質的には自分に自信を持てないでいます。
だからこそ、技術や専門性など後天的に手に入るものに強く惹かれて、特定の分野で卓越することで、自分は多くの人から認められる!というルールがタイプ3ウィング4にはあります。
タイプ4との違い
プロフェッショナルは4の「個性的な人」やタイプ4ウィング3の「貴族」と間違えられることが多いです。しかし、タイプ3ウィング4とは決定的な違いがあります。
タイプ4の根源的な恐れは、本来自分が存在意義やアイデンティーがない普通の人であると認識した瞬間です。だから、タイプ4は必死に自分を演じます。普通ではない独自性を持った人間だと・・・。
わかりやすく言うと、タイプ4w3は自分は「本来の自分は認められるべき人間なんだ」という認識に対して、タイプ3ウィング4は「自分は何かスキルや専門性をつけて、有能な存在になり、はじめて人から認められる」と思い込んでいます。
ブルジョアとプラネタリアぐらいな差があります。
タイプ3ウィング4って自分が底辺だって意識が強いんだねーーー。
タイプ3との違い
タイプ3とタイプ3w4の違いは、そのアピールの違いに大きく現れます。
通常のタイプ3は、自己PR戦略が上手です。どんなときでも自分をよく見せることには長けています。こうして理想のイメージを獲得していきます。そして、本来の自分については見て見ぬふりをします。
ところが、タイプ3ウィング4は、はじめから本来の自分の弱さや劣等感に気づいている場合が多く、またそんな自分をどこかで好きになっています。そのため、自分を手放すことができないでいるのです。ここにタイプ3ウィング4の矛盾が潜んでいます。
結果、今の自分にはないものを獲得しようとします。そして、いちばん手っ取り早いのが、仕事=何かをする「コト」で、価値を示すのです。
本来の自分は無価値な人間だから、これから価値を作っていけばよい!そして、その価値=自分らしさなのだ!というがタイプ3の動機にもなっています。
タイプ1との違い
タイプ1との決定的な違いは、タイプ3の目的は、あくまで人から評価されることです。承認欲求がモチベーションの原動力になっています。
タイプ1の「改革する人」は、物事を正しく完璧にすることに動機づけられます。彼らは理想的な基準や倫理観を持ち、それに従って行動することが重要なのです。一方、タイプ3ウィング4は、正しさよりも「価値ある存在として認められること」を優先します。
アーティストに例えるとわかりやすいかもしれませんね。もしもあなたがスターとしてより多くの人から人気を得たいと思うなら、タイプ3ウィング2の「魅了する人」です。
対して、アーティストとして独自の世界観を誇示したいと考えるなら、プロフェッショナルになります。
タイプ5との違い
タイプ5の「調べる人」とタイプ3ウィング4は、どちらも専門性や能力を重視する点で似ているように見えますが、根本的な動機が全く異なります。
タイプ5は知識や理解を深めること自体に価値を見出し、しばしば人から離れて一人で探求することを好みます。彼らは「知ることで安全でいられる」と信じているのです。
一方、タイプ3ウィング4は専門性を身につける目的が「他者からの承認を得るため」です。いくら能力を磨いても、それが人から認められなければ意味がないと感じてしまいます。
また、タイプ5は自分の専門分野に深く没頭し、外部からの評価にはあまり関心を示しません。しかし、タイプ3ウィング4は常に「これで人から評価されるだろうか?」という視点を持ち続けています。
タイプ6との違い
タイプ6の「忠実な人」とタイプ3ウィング4の違いは、安全性への態度に現れます。
タイプ6は不安や恐れが強く、安全で確実な選択肢を求める傾向があります。権威や集団に所属することで安心感を得ようとし、リスクを避けたがります。彼らの専門性の追求も「安全でいるため」の手段であることが多いのです。
対して、タイプ3ウィング4は成功への野心が強く、時にはリスクを冒してでも目立つ存在になろうとします。安全性よりも「特別で価値ある存在になること」を優先するのです。
また、タイプ6は権威や専門家の意見を重視し、既存のシステムや方法論に従うことを好みます。一方、タイプ3ウィング4は独自のスタイルや個性的なアプローチで差別化を図ろうとします。彼らにとって「普通であること」は最も避けたい状態なのです。
専門性への取り組み方も異なります。タイプ6は確立された方法や実績のある手法を学ぼうとしますが、タイプ3ウィング4は「自分らしい独特なやり方」を見つけることに情熱を注ぎます。
代表的なキャラクター
エヴァンゲリオンのパイロット・惣流・アスカ・ラングレーはこのタイプの典型例です。彼女が求めているのは、エヴァンゲリオンのパイロットとして活躍することで得られる承認でした。
別に人類を救いたいわけでもなければ、正義感で使徒と戦っているわけでもありません。アスカがエヴァのパイロットになる理由は、エヴァのパイロットでいれば、みんなが自分のことを認めてくれるからです。
エヴァンゲリオン旧劇場版では、タイプ3らしい承認欲求の闇がドロドロと描かれていましたね。エヴァンゲリオン破では、ミサトとの対話シーンもあって、そこら辺の問題は早期に解消されたようでしたが…
エニアグラム3w4「プロフェッショナル」と他タイプとの違い
タイプ1との違い
タイプ1との決定的な違いは、タイプ3の目的は、あくまで人から評価されることです。承認欲求がモチベーションの原動力になっています。
タイプ1の「改革する人」は、物事を正しく完璧にすることに動機づけられます。彼らは理想的な基準や倫理観を持ち、それに従って行動することが重要なのです。一方、タイプ3ウィング4は、正しさよりも「価値ある存在として認められること」を優先します。
アーティストに例えるとわかりやすいかもしれませんね。もしもあなたがスターとしてより多くの人から人気を得たいと思うなら、タイプ3ウィング2の「魅了する人」です。
対して、アーティストとして独自の世界観を誇示したいと考えるなら、プロフェッショナルになります。
タイプ5との違い
タイプ5の「調べる人」とタイプ3ウィング4は、どちらも専門性や能力を重視する点で似ているように見えますが、根本的な動機が全く異なります。
タイプ5は知識や理解を深めること自体に価値を見出し、しばしば人から離れて一人で探求することを好みます。彼らは「知ることで安全でいられる」と信じているのです。
一方、タイプ3ウィング4は専門性を身につける目的が「他者からの承認を得るため」です。いくら能力を磨いても、それが人から認められなければ意味がないと感じてしまいます。
また、タイプ5は自分の専門分野に深く没頭し、外部からの評価にはあまり関心を示しません。しかし、タイプ3ウィング4は常に「これで人から評価されるだろうか?」という視点を持ち続けています。
タイプ6との違い
タイプ6の「忠実な人」とタイプ3ウィング4の違いは、安全性への態度に現れます。
タイプ6は不安や恐れが強く、安全で確実な選択肢を求める傾向があります。権威や集団に所属することで安心感を得ようとし、リスクを避けたがります。彼らの専門性の追求も「安全でいるため」の手段であることが多いのです。
対して、タイプ3ウィング4は成功への野心が強く、時にはリスクを冒してでも目立つ存在になろうとします。安全性よりも「特別で価値ある存在になること」を優先するのです。
また、タイプ6は権威や専門家の意見を重視し、既存のシステムや方法論に従うことを好みます。一方、タイプ3ウィング4は独自のスタイルや個性的なアプローチで差別化を図ろうとします。彼らにとって「普通であること」は最も避けたい状態なのです。
専門性への取り組み方も異なります。タイプ6は確立された方法や実績のある手法を学ぼうとしますが、タイプ3ウィング4は「自分らしい独特なやり方」を見つけることに情熱を注ぎます。
代表的なキャラクター
エヴァンゲリオン:惣流アスカラングレー
エヴァンゲリオンのパイロット・惣流・アスカ・ラングレーはこのタイプの典型例です。彼女が求めているのは、エヴァンゲリオンのパイロットとして活躍することで得られる承認でした。
別に人類を救いたいわけでもなければ、正義感で使徒と戦っているわけでもありません。アスカがエヴァのパイロットになる理由は、エヴァのパイロットでいれば、みんなが自分のことを認めてくれるからです。
エヴァンゲリオン旧劇場版では、タイプ3らしい承認欲求の闇がドロドロと描かれていましたね。エヴァンゲリオン破では、ミサトとの対話シーンもあって、そこら辺の問題は早期に解消されたようでしたが…
鬼滅の刃
時透無一郎
鬼滅の刃の時透無一郎は、タイプ3ウィング4の「能力主義的な価値観」を体現しているキャラクターです。霞柱として天才的な剣技を持つ彼は、自分の能力に絶対的な自信を持っており、それが彼の存在価値そのものになっています。
無一郎の特徴的なセリフ「無駄なことは嫌い」「すぐに忘れる」という言葉からは、効率性と結果を何よりも重視する姿勢が見て取れます。これはタイプ3ウィング4の「価値のないものには時間を割きたくない」という心理の現れです。彼にとって価値があるのは、自分の能力を発揮し、結果を出すことなのです。
また、自分より劣る者への関心の薄さも特徴的です。これは決して冷酷さからではなく、「能力のない者に関わっている時間があれば、自分はもっと高みを目指せる」という、タイプ3ウィング4特有の合理的思考から来ています。
善逸の兄弟子|獪岳
善逸の兄弟子である獪岳は、タイプ3ウィング4の「承認への飢え」がより歪んだ形で現れているキャラクターです。同じ師の下で学びながらも、自分が優秀であることを証明したいという強迫観念に支配されています。
獪岳の行動原理は「自分が特別で価値ある存在であることを周囲に認めさせる」ことです。しかし、善逸という「才能はあるが努力しない」存在が師から愛されていることが、彼の自己価値観を根底から揺るがしました。タイプ3ウィング4にとって最も恐ろしいのは「努力しても認められない」という現実なのです。
結果的に彼は鬼になることで力を得ようとしましたが、これも「手段を選ばずに優秀な存在になりたい」というタイプ3ウィング4の極端な現れと言えるでしょう。どちらも「優秀で特別な存在でありたい」というタイプ3ウィング4の核心的な動機が、異なる形で表現されているのです。
実は自信がない?
タイプ3ウィング4「プロフェッショナル」は、強い野心を持ちながらも、実は自信がないという矛盾を抱えています。
この自信のなさの理由は人それぞれですが、その結果、自分が活躍できるフィールドを絞り込むことで、成功を確実にする傾向があります。
タイプ3が持つ「恥」の感覚を避けるために、苦手なことは徹底的に避け、得意な分野で成功を収め、賞賛を得ようとします。
プロフェッショナルとして完璧でありたい一方で、失敗や拒絶されることに対する恐れから、無意識に自分の活動範囲を狭めてしまうのです。
しかし、この選択は必ずしも悪いことではありません。
むしろ、得意な分野に集中し、成功を追求するという選択と集中の戦略は、非常に合理的で効果的なアプローチと言えます。
3w4の健全度

タイプ3ウィング4(3w4)は、「自分独自の価値が欲しい!」という根源的欲求と、「自分だけの価値はないのではないか」という根源的恐れを抱えながら、次第に健全な状態から不健全な状態へと移行することがあります。以下に、レベル1からレベル9まで、段階ごとの特徴を解説します。
レベル1: 解放の段階
健全な状態において、タイプ3w4は自分自身の独自性と価値を完全に受け入れ、自己実現を達成しています。この段階では、外部からの評価に依存することなく、自分の内面的な価値を信じ、それに基づいて行動します。クリエイティブで自信に満ちたプロジェクトに取り組み、他者にインスピレーションを与える存在となります。自分のビジョンに忠実でありながら、社会にも貢献し、真の自己表現を実現します。
レベル2: 心理需要の段階
この段階では、タイプ3w4は自分の独自性を理解し、それを満たすために行動します。心理的な満足感を得るために、独自の価値を社会的に表現し、他者に影響を与えることを求めます。まだ健全な範囲で、自分の価値を外部の評価と結びつけることはありますが、内面的な確信を持ちながら行動できる状態です。
レベル3: 社会的価値の段階
社会的な成功と自己表現の両立を目指す段階です。タイプ3w4は、自分独自の価値を社会的に認められた形で示すことに集中します。他者からの評価を求める一方で、自分の価値を示すために社会的な目標を追求します。しかし、外部の評価に依存する度合いが増え、内面的な不安が少しずつ顔を出し始めます。
レベル4: 不均衡の段階
タイプ3w4は、自分の独自性と社会的な評価の間に不均衡を感じ始めます。外部の期待に応えるために努力する一方で、自己の内面的な価値が損なわれていく感覚に陥ります。この段階では、他者の期待に応えることに過剰なエネルギーを注ぎ、自己のバランスを崩し始めます。内面的な葛藤が深まり、不安定さが増していきます。
レベル5: 対人支配の段階
この段階では、タイプ3w4は自己価値を維持するために、他者を支配しようとする傾向が強まります。外部からの評価に依存するため、他者をコントロールすることで自分の価値を証明しようとします。自己のイメージを理想化し、他者に対して自分の価値を誇示する行動が増えます。内面的な不安を隠すために、表面的な成功に固執します。
レベル6: 過補償の段階
不健全な状態に近づくと、タイプ3w4は「自分独自の価値がない」という恐れを過剰に補おうとします。他者との比較に敏感になり、自己評価が極端に歪む傾向が強まります。この段階では、自分を偽り、虚偽の成功や価値を他者に示すことで、内面的な空虚感を隠そうとします。過補償が行き過ぎると、現実から離れた自己イメージを作り上げ、内面的には不安と恐怖が増大します。
レベル7: 侵略の段階
さらに不健全な状態に進むと、タイプ3w4は自己価値を守るために攻撃的な行動を取るようになります。自分の地位や評価を脅かすと感じた相手に対して、過剰な防衛反応を示し、時には侵略的な態度を取ります。他者を批判し、自己を高く見せようとする一方で、内面的には自己評価が崩壊しつつあります。自己のイメージを守るために、他者を排除する行動に出ることがあります。
レベル8: 妄想的思考と衝動脅迫行為の段階
タイプ3w4は、この段階で現実から乖離し、妄想的な思考に陥ることがあります。自己価値に対する恐れが増大し、衝動的な行動に走ることがあります。自己のイメージを維持するために、過激な手段を取るようになり、他者からの評価に対して過剰に反応します。この段階では、自己認識が歪み、周囲の状況を正確に把握できなくなることが多くなります。
レベル9: 病理的崩壊の段階
最も不健全な状態では、タイプ3w4は自己価値を完全に見失い、精神的な崩壊に至ります。深刻な鬱状態や絶望感に支配され、社会的な役割や自己認識が崩壊します。妄想的な思考に囚われ、自分の価値が全くないと感じるようになります。自己評価が極度に低下し、自己破壊的な行動や深刻な精神的な障害に陥る危険性があります。
このように、タイプ3ウィング4は健全な状態から不健全な状態へと移行する中で、独自性と社会的価値のバランスを失い、最終的には精神的な崩壊に至る可能性があります。それぞれの段階で自分の状態を認識し、バランスを取り戻すことが重要です。
- The Complete Enneagram: 27 Paths to Greater Self-Knowledge” by Beatrice Chestnut
- Nine Types (www.ninetypes.com)
他のウィングもありますよ
- タイプ1 改革する人
- タイプ2 助ける人
- タイプ3 達成する人
- タイプ4 個性的な人
- タイプ5 調べる人
- タイプ6 忠実な人
- タイプ7 熱中する人
- タイプ8 挑戦する人
- タイプ9 平和をもたらす人
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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木村真基
Kimura Naoki
ウェブデザイナー/エニアグラム講師
プロフィール
「ひよこ君とフクロウ君のエニアグラム( 9つの性格 )講座」の運営者。本業はホームページ制作。ホームページの効果を実証するために、ひよこ君とフクロウ君のエニアグラム講座を開始。気づけば、エニアグラム、16性格診断、ソシオニクスのタイプ判定を生業にしている。
・エニアグラム:3w4sp-sx-so&Tritype386
・16の性格:ENTP(討論者)&ILE(ENTp)(発明家)
・ストレングスファインダー:着想、戦略性、学習欲、達成欲、自我
などの性格類型を活用して、自分らしく生きる方法を提唱中。














