こんにちは、木村です。
ひよこくんとフクロウくんのエニアグラム講座-応用編です。
この記事では、エニアグラム(9つの性格)のサブタイプとしてのウィングについて紹介しております。
ウィングを知ることで従来のエニアグラムに多様な視点を与えることができます。
今回紹介するのは、「エニアグラム-理想主義者-タイプ2ウィング3」です。
「エニアグラムは知っているけれど、ウィングは知らないよ」という方はこちらのページを参照してください。ウィングについて知っている限りのことを書いてみました。
それでは一緒に学んでいきましょう。
タイプ2ウィング3「もてなす人」とは?
タイプ2のウィング3の「もてなす人」は尽くす人よりも外交的です。デフォルトのタイプ2は、相手を立てて自身は身を引きますが、「もてなす人」は、自己主張をしたり、個性を出しながらも相手の良いところを引き出そうと色々と試行錯誤します。
そこらへんはタイプ3の影響でしょう。
タイプ3との違い
両タイプとも社交的で話し好きです。自分を魅力的に演出もしています。ですが、目的がちょっと違います。
<タイプ3>
「自分が輝きたい」
<タイプ2ウィング3>
「相手にいい気分でいてほしい」
「結果、自分のことも見てほしい」
水商売を経験したことがある方はご存知かと思います。ホスト・キャバ嬢は輝いていますが、それはお客さんの期待に応えるためです。自分だけが輝きたいという気持ちだけでは、あの仕事はできません。
この資質を「もてなす人」は持っています。
水商売=もてなす人/タイプ2との違い
水商売は、根底に相手のために何かをしてあげたい、そして感謝されたいという気持ちがないと続けられません。お金のためだけだとすぐに人間関係にくたびれます。タイプ7が得意そうで苦手なお仕事です。
また、エニアグラム界のドン・リチャード・リソによると、「もてなす人」は、目的がはっきりしていてます。
タイプ2は、相手から感謝されることや愛情を得ることを目的にします。対して、タイプ2ウィング3は、その後のこともしっかりと考えます。それ相応のリターンを求めたり、感謝や愛情の価値を図ることも行えます。
加えて、自分が相手に与える愛情や関心の質が相手に与えるプレゼントだと考える傾向が高いのです。タイプ2にしては、謙虚さに欠けるという意見もありますが、タイプ2はそこまで謙虚じゃありません。
なぜなら、タイプ2の囚われは、「プライド」であり、相手に何かをして感謝を得ることで、自分が相手よりも上にいるという感覚を持ちやすいのかもしれません。
なお、そのための努力は惜しまないのか、過剰なやさしさ、感傷壁などの言動が目立ちます。
タイプ3の影響を受けているため、傲慢になったり、過剰にアピールをしたりするかもしれませんが、根底にあるのは、「ありがとう」という言葉です。
尽くす人の代表キャラ
「尽くす人」の代表例は、アンパンマンの愛されキャラ「バイキンマン」ですね。ドキンちゃんに尽くしまくっていますからね。
ただ、残念なことに、ドキンちゃんは食パンマンにぞっこんです。ただ、それでもばいきんまんは、ドキンちゃんに振り向いてもらうための努力をします。バイキンマンの不屈の行動力は、私たち視聴者の心をガッチリつかんでいます。
アグレッシブに尽くしてくれるバイキンマンがいるからこそ、アンパンマンがここまでヒットしたと陰ながら思っています。
他のウィングもありますよ
- タイプ1 改革する人
- タイプ2 助ける人
- タイプ3 達成する人
- タイプ4 個性的な人
- タイプ5 調べる人
- タイプ6 忠実な人
- タイプ7 熱中する人
- タイプ8 挑戦する人
- タイプ9 平和をもたらす人
最後まで読んでくださりありがとうございます。