自己保存-９タイプ：エニアグラムｘ本能タイプ

自己保存9タイプを紹介します。

9つのタイプ

自己保存のタイプ１-完璧主義者

• 神経質なところがあり、常に何かを心配している。経済状況、コロナのこと、政府の自粛要請、安倍さんのリーダーシップから今夜のご飯まで
• 日々のルールや自分流がある。そこから外れると不安になる。
• 恋人・パートナーは常に監視している。自分の理想から外れないだろうかと・・・
• １％でもミスや不備があれば、全てが台無しになったような感覚になる
• 常に誰かから見られているような気分になる
• 何か考え事があっても完璧にならないとなかなか行動に移れない

鈴木秀子さんの「9つの性格」で紹介されている「完璧主義者」は、自己保存のタイプ１だと言えますね。前向きに何かを創るよりも、今目の前にあるものが完璧かどうかに囚われていますね。

何だか堅苦しいタイプにも見えますが、意外とみんなの前ではニコニコしています。自分の腹を他人には覚られないようにしているからです。

 

自己保存のタイプ１

自己保存のタイプ２-当然の権利 ※カウンタータイプ

• たくさん与えて、たくさん尽くして、たくさん働き、自己犠牲も厭わない。一方で、自分がしてあげたことはシッカリと覚えていて、相手から褒美や感謝の言葉を露骨に要求する
• 人にも甘い、自分にも甘い
• 人は助け合うものだ！という考えがあり、自分のリソースは惜しみなく提供して、人からリソースも遠慮なく頂く
• 自分の行為に対して何の見返りも頂けないとショックを受ける。自分の傷ついた感情をあからさまに態度に出す
• 男女問わず、経済的に恋人・パートナーを支えることを喜びとしている。そして、相手には自分より働き、また前に出ることを求める

タイプ２自己保存は、最大のギバーであり、最大のテイカーです。「私は人の役に立っている」「人に貢献している」という感覚を自己保存します。精一杯尽くしてくれますが、リターンもしっかりと求めます。

タイプ２の中ではギブとテイクのバランスが取れていて、タイプ２には見えないかもしれません。

自己保存のタイプ２

自己保存のタイプ３-ワーカーホーリック ※カウンタータイプ

• よく働く。平日は朝から晩まで。休日も仕事のメールは欠かさず見る
• 休日にのんびりしていると不安になる。仕事の準備をしたり、副業にチャレンジすることも
• 仕事に必要なら新しい技術を身につけたり、知識を取得することも。勉強会やセミナーにはよく参加をする
• 承認欲求こそ強いが、人から褒められたり、会社で認められることには重きを置いていない。他人の基準よりも自分の基準が大事で、要は「自分で自分をほめたいか」が大事
• 恋愛やデートは好き。但し、自分の時間やエネルギーを奪う相手とは一緒にいたくない。時計や予定を気にするなど、なぜか仕事モードになる。（恋は清く、正しく、効率よくがポリシー）
• 働きすぎで頭がおかしくなった経験がある。（そこではじめて「休む」ことの大切さを覚える）
• ファッションは高級ブランドやオシャレなものより、気心地よいものを選ぶ。意外と同じ服が何着もある
• 外出するときは仕事道具は持ち歩く。スマホを忘れるなんて基本ありえない

見た目は他のタイプ！中身はタイプ３です。派手なファッションやきらびやかな生活にはあまり興味がなく、淡々と日々のタスクをこなしています。元々、自分には何の価値もないと思っているため、技術や職能を身につけることで価値ある人になりたいと願っています。

タイプ１やタイプ６にみえたりするときがあります。

自己保存のタイプ３

自己保存のタイプ４-不屈な個人主義者　カウンタータイプ

• 自分が人とは違うことを実感したい欲求が強く、自分の部屋を好きなキャラクターのグッズなどで埋め尽くして、自分だけの世界を作る
• 生命、死生観、破滅、絶望、病気などの非日常的で観音的なキーワードに引き付けられる
• 破滅願望があり、自分を不利に追い込むような行動を選ぶ。そのほうが特別感が増すから
• 「こうしたほうがいいよ」という言葉を嫌う。それは「今のあなたは普通じゃないからダメだよ」と自分を否定されているようにも聞こえるから（それでいて、親しい人には悩み相談をする）
• タイプ４の欠落した感覚を満たすために創造的な仕事（創作や芸術）を好む。休日は家に籠ってひとりで没頭する
• 創作や芸術に身をささげても、満たされないことに気づき落胆する
• SNSやネットでクリエイティブな人たちを見ると嫉妬心に悩まされる（はじめは仲良くなって近づいて、自分に振り向いてくれないことに気づき、次第に距離を置く）
• 日常生活は至って普通（本人も変わった人になるのは好まない）

タイプ４自己保存は、「自分が特別だ」という感覚を維持するために、意図的に人と違った行動をえらびます。しばし、タイプ４自己保存は、芸術・創作・ハンドメイド・部屋の模様替え・グッズ集めを好みますが、「自分らしさ」の獲得を目的になっている人もいます。

例えば、「西洋の文化が好きだから」という理由でゴスロリ系のファッションをすることもありますが、西洋の歴史や建築物については全く詳しくなかったり・・・など行動がちぐはぐな場合も。

何としてでも自分のアイデンティティを維持しようとして、本流とはそれた道にコミットするかもしれません。

逆に、タイプ４自己保存は、自分のアイデンティティを守ることよりも、惹かれる何かに出会えれば、別人にもなります。

自己保存のタイプ４

自己保存のタイプ５-お城を作る人

• 引きこもれる場所が欲しい。安心・安全を感じる瞬間が欲しい・・なんてことを祈っている
• ずっとひとりでいても苦にならない。いや・・・1年くらい独りで過ごせるかも・・・その間に好きなことをすべてやる
• 超ミニマリスト・・・自分の時間を奪うようなものが部屋にあれば容赦なく捨てる。それは私の時間と意識を奪うから
• 反面、次から次へと買い物をする癖があるかもしれない。理由は、単に、その商品・サービスを手に入れた実感が欲しいから
• たとえ、恋人であっても、私の時間や意識を奪うのは許せない。自分は絶対に相手よりも忙しいという自負はある（認められているか、どうかは別として）
• どうでもいい研究をしている。社会的に役に立つかは二の次。ただ、今の構想が社会から受け入れられれば、私の安定は確保される
• 恋人・パートナーとの初エ●チのときの感想は、単にその感覚を「知りたい」だけだった。それ以上でもそれ以下でもない
• 結局、自分しか好きになれない人間なんだと思う・・・

 

自分を守るための「お城」を作る。それは知識のプラットフォームや専門技術と様々。普段から論理武装や知識武装をしているが、それでも満足できずに何かの探求を繰り返しているうちに堅牢なお城を持っている人になる。

自己保存のタイプ５

自己保存のタイプ6-コミットする人

• 何事に対しても責任感があり、自分の役割を全うする。みんなから好かれることで、守られているようにも感じられる
• 周囲の人たちには、「私はあなたの見方です！」と伝えておきたい。そのほうが心身ともに落ち着く
• その場で誰が最も力があるかを敏感に察知する。同時に、自分が彼らにどう見られているのかを含めて
• たとえ腹を立てようと、自分の感情は態度には出さないように努める。但し、全てを隠しきれているかについては自信がない
• 情動に身を任せたりはしない。必ずどこかでブレーキが働く
• 安全・安心を感じる居場所が欲しい。外の世界はキケンだと認識ているから。だから、守られたい

自己保存タイプ６は、3タイプの中で最もタイプ６らしいです。鈴木秀子さんの9つの性格で説明されているタイプ６は、この自己保存タイプ６ですね。自身の責任を果たし、その対価として守られることを求めます。非常に人懐っこいタイプ６ではありますが、あまり人には関心がありません。

自己保存のタイプ６

自己保存のタイプ７-楽観主義者

同じ考えを持ち、共に楽しさを共有できる仲間を探している。理想の人生を歩みたい！という強い気持ちを持ちながらも、世間体

まえて、自分に合った「楽しさ」を見出す。3つの中では、最も保守的で友好的。

どこかで自分にブレーキをかけている状態・・・にも関わらず、人のブレーキを外そうとはする。（コンサルやコーチに多い）

自己保存のタイプ７

自己保存のタイプ８-戦いに備える人・サバイバー

他者から脅かされないため、あらゆる対策を講じて自分を守ろうとする。自立と防御が主題で、お金、体力、知識、情報などをため込む傾向がある。
攻めているよりも攻めるための準備をしている感じ

自己保存のタイプ８

自己保存のタイプ９-のんびり屋さん

マイペースにひとりの世界に浸りリラックスすることで心の中の平和を維持しようとします。テレビ、読書、オンラインゲームなど自分の時間を大切にする。

現実を忘れたり、嫌な気分を忘れたりするために、よく食べる。（理由は謎）

自己保存のタイプ９

以上が9つの自己保存タイプでした。

自己保存のカウンタータイプ

タイプ２、タイプ３、タイプ４、タイプ８はカウンタータイプだと言われていますね。