エニアグラムタイプ6の転職戦略
これから「転職の完全ロードマップ」をお伝えしようとしていますが、その前に正直に告白させてください。
私自身、会社員としては「ガタガタ」でした。
20代は「この会社、本当に大丈夫かな?」「上司に嫌われたらどうしよう」と疑心暗鬼になり、逃げるように転職を繰り返しました。30代からは一度も正規社員として働いたことがありません。
なので、福利厚生のチェックポイントや、面接での受け答えのテクニックは、実務のプロである転職エージェントに相談してください。エージェントも、ご自身に合う方を自分で探してください。
でも、エージェントは「エニアグラム」を知りません。
彼らは「求人」を紹介するプロですが、あなたの底なしの「不安」までは解消してくれません。
なので、エージェントから頂いたアドバイスをあなたなりに活かし、自分を守る方法として、この記事を書きます。
転職前に準備をする事
エージェントを使いこなすためにも、まずは自分の手元を整理しましょう。
タイプ6の転職活動で最も危険なのは、「不安」に突き動かされて、思考停止で「大手なら安心」といった安易な選択をすることです。
強みと弱みの分析
職務経歴書を書く前に、心配性なだけではない「実務能力」を棚卸ししましょう。
タイプ6の強みは「リスク管理能力」と「誠実な実行力」です。
「プロジェクトの懸念点を事前に洗い出し、トラブルを未然に防いだ」「マニュアルを整備し、チームのミスを減らした」といった実績は、どの企業でも信頼の証となります。
エニアグラムのヘッドセンター(思考センター)特有の「予測能力」を、ビジネススキルとして言語化してください。
一方で、弱みは「決断の先送り」や「過剰な確認」です。
「指示待ち人間」「決断力がない」と思われないよう注意が必要です。
「リスクを提示した上で、最終的にどうチームを合意形成に導いたか」という、タイプ9(統合の方向)的な「調整力・大局観」の視点を含めてアピールする準備が必要です。
会社選びのポイント
会社選びでタイプ6が絶対に見るべきは、「会社の規模」よりも「心理的安全性」と「情報の透明性」です。
- 情報の透明性: 悪い情報(業績の課題や離職率)も隠さずに教えてくれるか。ここを隠す企業に入ると、あなたの疑心暗鬼は爆発します。
- 心理的安全性: 質問や相談がしやすい風土か。面接で「現場の方と話したい」と頼んでみて、快く引き受けてくれる企業は安心です。
「絶対に潰れない会社」はありません。
あなたの根源的欲求(守られていたい・安心したい)を、会社の看板ではなく、透明な「コミュニケーション」と「信頼関係」で満たしてくれる会社を選びましょう。
転職エージェントの選び方
エージェントはあなたの味方ですが、彼らの言葉をそのまま受け取ると、タイプ6は「決断できないループ」に陥るリスクがあります。
エージェント会社の選び方
タイプ6には、大量の求人を送ってくる「数打ちゃ当たる型」よりも、じっくり話を聞いて不安を解消してくれる「伴走型エージェント」がおすすめです。
「今は売り手市場ですから、すぐに決まりますよ!」といった調子のいい言葉には注意してください。
彼らは悪気なく、あなたの「不安」を軽視しています。
根拠のない「大丈夫」よりも、ネガティブな情報も含めて「事実」を伝えてくれる会社を選びましょう。
理想のエージェント
担当者との相性で見るべきは、「レスポンスの誠実さ」です。
あなたが「この求人のここが気になるんですが……」と細かい質問をした時に、「面倒くさいな」という顔をせず、企業に確認してくれる担当者こそが、あなたを救ってくれる人です。
タイプ6は、相手の「不誠実さ」を敏感に察知します。
だからこそ、明るいだけの担当者より、少し真面目すぎるくらい丁寧な担当者の方が、安全なパートナーになり得ます。
面接の場で気を付ける事
書類選考が通り、いざ面接へ。ここでタイプ6がやりがちなのが、「尋問官」になってしまうことです。
面接でやりがちなワナ
面接官に対して、「残業代は本当に出ますか?」「離職率は?」「評価制度は?」と、疑ってかかるような質問攻めをしていませんか?
確認することは大切ですが、その態度が「会社を信用していない」「ネガティブな人」という印象を与えてしまいます。
これは「囚われ:不安(疑い)」の暴走です。
リスクヘッジのつもりが、あなた自身のリスク(不採用)を高めてしまっています。
その背景にある恐れ
なぜ、そこまで確認したくなるのか。
それは「根源的恐れ:支えがなく、見捨てられること」という恐怖があるからです。
「入社後に梯子を外されたら生きていけない」と思い込んでいるのです。
面接では、不安を「質問」としてぶつけるのではなく、「準備」として見せてください。
「御社の課題は〇〇だと認識していますが、それに対して私はこういう対策が打てます」と語れば、あなたの心配性は「頼もしい危機管理能力」として評価されます。
もっと深く自分を知る
エニアグラムには、基本タイプだけでなく、より詳細な分類があります。これらを知っておくと、職場のミスマッチをさらに防げます。
ウィングとトライタイプ
同じタイプ6でも、隣り合うタイプや3つのセンターの組み合わせで働き方は変わります。
- ウィング(翼):
- 6w5(守る人): 内向的で専門性を好みます。組織の「技術的な守護者」として、エンジニアや専門職が向きます。
- 6w7(良き相棒): 社交的で活動的です。人と関わりながらチームを盛り上げる、営業サポートや人事などが向きます。
- トライタイプ:
- 6-3-9(調停者): 組織への適応力が高く、ルールを守ります。安定した大企業や公務員的な組織が合います。
- 6-4-8(真実を語る者): 反骨精神があり、言いにくいことも言います。変化の激しい現場や、改革が必要な組織で力を発揮します。
生得本能の影響
3つの本能のどれが優位かによって、不安の解消方法が変わります。
- 自己保存: 「温かさ」で不安を消そうとします。アットホームで、福利厚生が手厚い「守られた環境」を最優先します。
- ソーシャル: 「義務」で不安を消そうとします。明確なルール、規律、組織の権威に従うことで安心を得られる、伝統的な組織が向いています。
- セクシャル: 「強さ」で不安を消そうとします(対抗恐怖)。あえてリスクのあるベンチャーや、カリスマ的なボスの下で「右腕」として戦うことを好みます。
自分の「取扱説明書」を増やす
エニアグラムで自分の「動機」を知ることは強力な武器になりますが、世の中には他にも自分を理解するための優れたツールがあります。
16性格診断とソシオニクス
特に、職場の人間関係や「相性」、情報の処理の仕方を理解するには、以下の2つが有効です。
- 16性格診断: 自分がエネルギーをどこに向けるか、どう情報を判断するかを知る入り口です。
- ソシオニクス: 16タイプをさらに深掘りし、「クアドラ(価値観の合うグループ)」や「関係性(相性)」を分析します。「なぜかこの上司の前だと萎縮してしまう」といった謎が解けます。
まずはここから始めよう
いきなりソシオニクスを理解するのは少し難しいかもしれません。
まずは、ポピュラーな「16性格診断」から始めて、自分のタイプの傾向を掴んでください。
その上で、より深い人間関係の力学を知りたくなったら「ソシオニクス」へ進むのがおすすめです。
- まずはここから!自分のベースを知る
16性格診断(MBTI)の詳細はこちら - 人間関係の相性や「居心地の良いグループ」を知る
ソシオニクス・クアドラ診断はこちら
最後に
私は転職を繰り返しましたが、それは「自分を知らなかったから」に他なりません。
自分の性格の癖、陥りやすい穴、そして本当に求めているものを知っていれば、もっと違う選択ができたはずです。
今、あなたは3ヶ月後の新しい未来に向かって歩き出そうとしています。
エージェントという武器を使いつつ、エニアグラムや16タイプ診断という地図を持って進んでください。
3ヶ月後、あなたがビクビクすることなく、チームの信頼できる要(かなめ)として活躍していることを、心から祈っています。
もし、地図の読み方に迷ったり、自分のタイプが分からなくなったりした時は、セッションでお話ししましょう。
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9つの性格タイプ一覧
サブタイプ一覧
木村真基
Kimura Naoki
ウェブデザイナー/エニアグラム講師
プロフィール
「ひよこ君とフクロウ君のエニアグラム( 9つの性格 )講座」の運営者。本業はホームページ制作。ホームページの効果を実証するために、ひよこ君とフクロウ君のエニアグラム講座を開始。気づけば、エニアグラム、16性格診断、ソシオニクスのタイプ判定を生業にしている。
・エニアグラム:3w4sp-sx-so&Tritype386
・16の性格:ENTP(討論者)&ILE(ENTp)(発明家)
・ストレングスファインダー:着想、戦略性、学習欲、達成欲、自我
などの性格類型を活用して、自分らしく生きる方法を提唱中。













