16タイプ ISFP型(内向、五感、感情、柔軟)

ISFP型
内向、五感、感情、柔軟
職人(肌)/作家
心の平和(調和)を願う世話人。でも、意外とマイペースなお仕事が好きな職人気質
この記事では、そんなISFPの性格や傾向、適職からMBTIのモデルについて解説をしていきます。
まずは目次を参照ください
- 1. ISFP型の性格/特徴
- 1.1. ISFP型の本音
- 1.2. 外向的なようで内向的
- 1.3. 好奇心と適応力が高い?
- 1.4. 感情のコントロールや自己抑制が苦手
- 1.5. 決してリーダーに向かないわけではない
- 1.6. ISFPの長所・短所
- 1.7. ISFPの有名人・創作キャラクター
- 1.7.1. 海外(芸能人、政治家、組織のリーダーなど)
- 1.7.2. 日本 (芸能人、政治家、組織のリーダーなど)
- 1.7.3. アニメ・漫画キャラ
- 1.8. ISFPの適職
- 2. MBTIの考察
- 2.1. 心理機能:主機能、補助機能、第三機能、劣等機能
- 2.1.1. 主機能:内向感情(Fi)
- 2.1.2. 補助機能:外向感覚(Se)
- 2.1.3. 第三機能:内向直観(Ni)
- 2.1.4. 劣等機能:外向思考(Te)
- 2.2. 補助機能:外向感覚が発達していないと
- 2.3. 補足:当記事の内容について
ISFP型の性格/特徴
もしも、このような傾向があればISFP型かも・・・
- 目の前の平和や調和を大切にする(16タイプの中で最も受容的)
- 意外と現実的。手を動かすのが好き。ひとりの時間を大切にする
- 誰に対しても受容的だが、意外と意思は固い(ソフトガンコ)
- 周囲の期待と自分のペースの配分に悩む(克服すると最強)
ISFP型の人は、クリエーター+チャレンジャーを足して2で割ったような性格の持ち主です。
16タイプ関連の書籍では、芸術や物書きに打ち込んでいる時間を楽しみ、周りとは足並みを合わせて行動する調停者と説明されています。一方で、自分の好きなことには熱心に打ち込める人だとも言われています。
ISFP型自身、自分が外向的な性格の持ち主なのか、内向的な性格の持ち主なのか、気づいていないケースがよくあります。
ISFP型の本音
ISFP型は「私を型にはめないで!」「私は私だから」「私は私の信じるべき道を生きるよ」と芯の強さを持っています。同時に、外界の出来事に関してはどうでもいいし、影響を受けたくないのです。
人は人だし、自分は自分だし、人それぞれだと思っているし、他者に影響を与えようとは考えていないし、他者の影響を受けて自分を変えていこうとも思っていません。
自分のペースで生きていたいのです。
ただし、ゆっくりと生きていきたいわけではありません。内側の気持ちから湧き起こる想像力や感性を何らかの方法で表現したいと願っています。その点では、INFP型やINFJ型と似ているかもしれません。
ただし、ISFP型は内側の世界を内側の世界に抑え込むのではなく、何らかの形にすることで、自分の世界を広げていきます。それが芸術・文章・プログラミング・音楽なのか、それは人それぞれですが、現実世界で自分のイメージがカタチになっている手応えを感じると、心身ともに満たされます。
外向的なようで内向的
こうした気質は間違いなく内向型と言えるでしょう。ISFP型は、その人当たりの良さやハツラツさから社交的に移り、自分のことを外向的だと思っている人も多いでしょう。しかし、時間の比率で言えば、不特定多数の人と一緒にいる時間よりも一人の時間を好みます。
驚くくらい一人遊びの達人です。一度、自分の世界に入り込むと他者との交流をたつISFP型の人もいます。(特にクリエーターの方にその傾向が強い)
好奇心と適応力が高い?
冒険家型の人達は、自分の情熱を押し広げられる道を見い出すために生きていて、他の性格タイプよりも、まるでギャンブルや極限スポーツのような、より危険な行動が多く見られます。幸い、その瞬間と一体になり環境に溶け込めるため、大抵の人よりうまく立ち回れます。また、人との交流を楽しみ、ある種の抵抗できない魅力を持っています。
ISFP型が冒険家、チャレンジ、ワクワクを楽しみます。内側の情熱や感情を強く刺激されたときに行動的になれます。時に他の性格タイプよりも、その瞬間に没頭します。クラブやパーティーなどでは、その場を誰よりも楽しみ、みんなと同じようにはしゃいでいるかもしれません。
これはISFP型の能力で、積極的に楽しむよりも、その場、その瞬間、その環境の流れに身を委ねて生きているのです。
感情のコントロールや自己抑制が苦手
そんな人当たりのよいISFP型ですが、感情をコントロールしたり、理屈で自分を制限することは苦手です。ISFP型にとって、最も避けたいのは議論や討論を行なったり、他者を説得して動いてもらうことです。
自分の考えを人に伝えてようとするとストレスが溜まります。外界に流されることは得意であっても、自らの意思で流れを作り出すことに対しては抵抗をいただきます。
なぜなら、ISFP型自身が誰からの制限を受けたくもないからです。よって、チームやグループでリーダーになり、人を動かす立場になったときに、ISFP型はストレスを感じます。
時間の経過とともにトラブルや葛藤が過ぎ去り平和的な時間が戻ること願ってしまいます。
決してリーダーに向かないわけではない
ISFP型は人当たり良さと、誰もが心地よいと思える空気を作り出すことに長けています。時間をかけても、自分の考えや気持ちを伝えて、相手から理解や了承を得ることで、ISFP型が本当に望んでいる平和や調和、楽しさを得ることができます。
人を統率するよりも、自然と付いてくるようなリーダーシップスキルを天性で備えています。
ISFPの長所・短所
長所
- 最も暖かく、思いやりがある
- 客観的、現実的な判断をする
- 手際がよい
- 責任感が強い
短所
- 内気、本音を言わない
- 人の意見を聞かない
- 柔軟に対応できない
- 自分の価値観を押し付ける
ISFPの有名人・創作キャラクター
海外(芸能人、政治家、組織のリーダーなど)
マイケルジャクソン(歌手)
日本 (芸能人、政治家、組織のリーダーなど)
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アニメ・漫画キャラ
チョッパー(ワンピース)、継国 縁壱(鬼滅の刃)
有名人・創作キャラクターについてはネット記事と当方の主観によるものです。
ISFPの適職
ISFPは、伸び伸びと働くことができて、一定の裁量がある仕事を好みます。コツコツと手を動かしながら、何かを完成させていくお仕事などができると活躍する場が広がるでしょう。
グラフィックデザイナー、作家、プログラマー、クリエイティブワーク全般、翻訳
MBTIの考察
心理機能:主機能、補助機能、第三機能、劣等機能
主機能:内向感情(Fi)
内側に秘めた気持ちや価値観を大事にします。自分を通して誰かが幸せになり、自分も満たされることをモットーとします。
補助機能:外向感覚(Se)
誰もが幸せでいられるように周囲に自分を調和させます。人と交流をしながら、自分ができることなら喜んで力になります。
第三機能:内向直観(Ni)
多面的に情報を取り入れようと心がけるけれど、周りについていけず、コンプレックスを感じてしまう…。
劣等機能:外向思考(Te)
自分の気持ちや本心を体系立てて人に伝えることは苦手です。断定的な意見や判断を求められると逃げ腰になることも…
補助機能:外向感覚が発達していないと
- 自分の気持ちを表現できない
- 受け身になってしまう
- 言われたことしかできない
など、自分は誰の役にも立っていない、誰からも必要とされていない、と自分で自分を責め立てるようになります。結果、外界と内面の2つの調和を失います。
補足:当記事の内容について
当記事で取り扱っている16タイプは、一般社団法人日本MBTI協会(Japan MBTI Association)の認定に基づいた者ではございません。
一部、MBTIの書籍を参考にしておりますが、日本MBTI協会が指摘する「MBTIもどき」「似て非となる者」になります。16の性格タイプに関連する書籍・インターネット記事を参考に独自の調査を行い、個人様が楽しんでもらうために、まとめております。