16タイプ INTP型(内向、直感、思考、柔軟)とは?

この記事では、そんなINTPの性格や傾向、適職からMBTIのモデルについて解説をしていきます。

まずは目次を参照ください

目次

INTP型の性格/特徴

もしも、このような傾向があればINTPかも・・・

  • 周囲とは距離を置き、自身の思考の世界にこもる
  • 答えのない問題を好む(抽象的な世界にハマる傾向あり)
  • 物事を論理的かどうかで判断する(実践はさておき)
  • 新しい知識・情報獲得に熱心(実用には興味がない)

INTP型は、各タイプの中でも「考えることが好き」なタイプです。非常に知的好奇心が旺盛で、何に対しても独自の視点で物事を考えます。エニアグラムのタイプ5:調べる人との親和性が高いです。

ひよこくん

フクロウ君の事だよね?

フクロウくん

否めない

こちらは海外のネット記事ですが、INTPとエニアグラムの相関性は70%を超えています。

5w4=32.6%、5w6=38.5%

INTPは、どんな状況でも感情や行動に飲み込まれないように、人と自分との間に距離をとります。その上で、世界の仕組みや体系を知り、その上で難題を考え出し、自問自答を繰り返していきます。

1.内側の思考を深めたい

INTPは、難しい問題が目の前にあり自問自答を繰り返すことで、新しい着想や考えに触れている瞬間を喜びとしています。内側の思考が活性化される瞬間が最高の時間です

ひよこくん

まさに至高の領域だね。フクロウくん!君もINTPになれーーーー。?

フクロウくん

いや、INTPです。

たくさんの人が集まって楽しんでいる中でも、INTPは独りで状況を冷静に考えていることが多いです。普段は静かなINTPも、興味のある話題になると話し始めます。ただ単に話すのが楽しいわけではなく、話をしながら深く考えることが楽しいのです。

これはISTPとは違います。ISTPは効率を重視し、労力を最小限にして結果を出そうとします。しかしINTPは、常に疑問を持ち、考えを深めることで自分の意見を形成します。

彼らは、論理的なものを非論理的に、またはその逆に考えることがよくあります。

INTPが最も幸せを感じるのは、自分の考えに夢中になっている時です。彼らは、休憩しているときでも常に考えています。起きたらすぐに、頭の中はアイデアで満たされます。

時には、頭の中で深い議論をしていることもあります。

2.外の世界に可能性を見出す

INTPは、深い考察の果てに独自の洞察を手に入れることが多いです。彼らは目の前の現実だけでなく、その背後に隠れる原理や未来の可能性に関心を持ちます。

例えば、ニュートンがリンゴが落ちるのを見たときに重力の法則を考えたのも、単なる偶然の閃きではなく、彼が日常的に物事を深く思考していた結果でしょう。彼はリンゴが落ちる現象を観察し、それを月の動きと関連付けるなど、他の多くの人々とは異なる視点を持っていました。

そんなニュートンの功績を挙げていけば、軽く一冊の本になるくらいたくさんあるのですが、ここでは「万有引力の法則」に絞ってお話ししましょう。

木から落ちるリンゴのエピソードには、続きがあります。

ニュートンがそこで考えたのは、「リンゴは木から落ちるのに、どうして月は落ちてこないのだろう?」という疑問でした。地球に引力があるのなら、月だって落ちてこないと理屈が合わない。月が空(宇宙)に浮かんでいるのはおかしいじゃないか。

そんな疑問からたどり着いたのが、「万有引力の法則」です。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/49003?page=4

このようにINTPは、一般的な思考の枠組みの中で考えるだけでなく、その外側の新しい視点や可能性を追求します。

歴史を振り返れば、多くの影響力のある哲学者や論理学者、科学者がINTPの特徴を持っていたと言われています。彼らの創造性と独自性は、彼らを一般の人々から一歩引き立てる要因となっています。

しかし、このようなINTPの才能も、日常的に物事を深く考える習慣がなければ十分には発揮されないでしょう。

INTPの潜在的な能力を最大限に引き出すためには、常に好奇心を持ち、情報や知識を分析して、新しい視点や考え方を追求する姿勢が必要です。

ひよこくん

だってさ!フクロウ君。フクロウ君にはじっくりと考える時間が必要なんだよ

フクロウくん

だー!お主が邪魔をするんじゃーーーー

ひよこくん

そうか!フクロウ君!MBTIを勉強するために入院しようよ。

フクロウくん

入院(=大学院に行く)って紛らわしい表現はやめろ

INTP型の人は、感情や人間関係の扱いに苦戦することが多いです。INTPは、深く考えることが好きで、自分の指向の世界に浸る時間をとても楽しんでいます。しかし、日常生活では人との関わりや組織の中での役割が避けられません。

INTPは、他人との関わりでストレスを感じることがしばしばあり、自分らしいペースや感情のバランスを崩すことがあります。彼ら自身もこれを改善したいと思っていますが、他者と対話することに関しては、他のタイプと同じモチベーションは保てません。

ひよこくん

うーん、これはタイプ5の人と似ているね。

フクロウくん

まぁ、そうなんじゃが、何かの分野で卓越して専門家ポジションを獲得すると、案外と人間関係的な悩みも解決するぞい!

INTP型は、自分の自由な時間やお金などがある程度確保されていて、思考・感情面など精神的に余裕があれば、人に合わせることを苦とは思っていません。人生である程度成功したINTP型は、人のペースに巻き込まれるよりも、自分のテリトリーを作って、その中で人を集めて悠々自適に活動をしてる人がたくさんいます。自分の安全圏が確保されていれば、あとは自分のペースで好きなことに打ち込んでいます。

ひよこくん

INTP型には余裕とゆとりが大事ってことね!

フクロウくん

そうじゃな。人生のどこかで本当に何かに集中をして、成果を出して、そのゆとりや余裕を獲得することはINTP型のミッションでもあるな。

3.人間関係がネック・・・

INTPは周囲との人間関係に意識的です。社会での経験から、自分の思考だけでは十分でないことを知っています。ロジックを重視する彼らも、考えを実現するには人との連携が必要だと感じています。しかし、他者に圧倒されることを避けるため、信頼できる限られた人だけに心を開きます。

このような態度が続けば、INTPの人間関係はもろくなり、知識や情報の取得が難しくなる恐れがあります。結果、孤立する可能性が高まります。

この傾向が続けば、INTPは徐々に人々からの情報や知識の供給を受け取る機会が失われます。他者とのコミュニケーションの限界により、新しい情報や知見を得るチャンスが少なくなります。この孤立状態は、彼らが社会的な環境や変化についてきづらくなるリスクを増加させる可能性があります。長期的には、情報やスキルの取得が難しくなることで、社会の中での立場が弱くなり、社会的弱者となる恐れがあります。

4.実行力が永遠の課題

INTPは、自分の考えを理解し受け入れてもらいたいと思っています。INTPは、自分の考えを伝えるための論理的な方法を知っているのですが、それを実際の行動に移すのは難しいことがあります。

行動を強調するタイプの人…

例えばESTPやESFPから「実際にやってみるべきだ」と何度も言われると、INTPはプレッシャーを感じることがあります。

簡単に言うと、「考える」ことは得意だけど、「行動する」ことはちょっと苦手、という感じです。

ESTPやESFPの人から「実践しなよ」「行動しなよ」と言われ続けると萎縮するかもしれません。

エニアグラムのタイプ5と同じで「実践する」「行動する」は、INTPにとってはアキレス腱になります。

ひよこくん

考えるより動け系の職場は苦手そう

フクロウくん

そうじゃな!まぁ、やり方は色々とあるぞい。

INTPは、自身の知性、知識、スキルが評価されることで生きやすくなりますが、何も知らない、何もできない状態に放り込まれると認知が歪み、本来の内的思考を間違った方向に使う可能性があるので注意が必要です。

5.感情表現は苦手

基本は控えめで冷静、客観的に物事を考えたいのか、喜怒哀楽を表現することは少ないでしょう。稀に表現力が豊かなINTPがいますが、どこかで練習しているなんて話も聞きます。(女性に多い)

一方で、怒ったり怒鳴ったりすることもなく、どんな場面でも冷静な場合が多いです。

6.意外とフラフラする

INTPは意外にも自分のパターンを作らずに色々と試したくなります。その方が思考が活性化するからです。そのため、専門職として形骸的なお仕事についたものの、知的好奇心に駆り立てられ、仕事が続かない人もいます。

ENTPと同じで知的好奇心を満たすために、色々とチャレンジをしたいのです。

7.意見をズバッと言える

普段は大人しく控えめなINTPですが、必要な時は意見をズバッと伝えるときがあります。INTP自身、内側で思考ワークを続けたいのですが、外界とコミュニケーションを取らざるを得ない状況に追い込まれると、一気に効率的に問題を対処できるようになります。

これは、INTP自身が気づかない潜在能力なのかもしれません。

8.急成長するポテンシャルも・・・

INTPは内側で着想をストックしています。スグには効果を発揮しませんが、ある日、ある時、突然、点と点が線に繋がる、線と線が縁につながる瞬間があります。

今まで内側に溜め込んでいた物がひとつの概念の集合体につながったような気分になれます。

普段の積み重ねの集大成なのですが、INTP自身、才能が開花するタイミングは重要視せずに見過ごしてしまうことがほとんどで、個人的には勿体ないと思います。

INTPの強み・弱み

INTPの強み

1.分析力

研究データから周囲の人々の行動まで、目に映るものをすべてを分析できます。他の性格タイプの人が見落としがちな法則やパターンなどのつながりを見つけることが得意です。各タイプの中で最も創造的になれる資質を持っています。

2.独創力

INTPは、絶え間なく想像をめぐらすことができます。本気になれば、論理主義者が思いもしないような創造的なアイディアを直感的にいくつも生み出すことができます。中には、アイデアがアイディアのままで終わることもあります。しかし、既成概念に囚われない考え方を重ねることで、誰もがたどり着けない世界を創り出すことができます。これはINTPならではの才能なのです。

INTPの原動力は、新しい追求、趣味、研究分野など知的好奇心です。一度でも、この知的好奇心に火が付くと、新しく発見したことに全力で取り組めます。それがコンピューター、語学、デザイン、心理学なのかはわかりません。とりあえず、できる限りのことを学ぼうと全身全霊で取り組みます。

3.オープンマインド

一見、自分の殻にこもりがちなINTPですが、ある面では他のどのタイプよりもオープンマインドです。もともと、知的好奇心が旺盛で、あらゆることを学ぼうとする欲求の持ち主です。そのため、INTPは、新しいアイデアや方法を受け入れます。そして、そのアイデアが正しい理由で裏付けられていると判断すれば、第三者の批判や社会の常識にとらわれず受け入れます。

イデオロギーや既成概念の裏にある物事の本質を見極めようとします。その結果、たとえそれがいばらの道であってもです。

INTPの弱み

1.他者とのコミュニケーションを大切にしない

INTPは、人と一緒にいるときでも、思考の世界に没頭することがよくあります。言葉のキャッチボールが上手にできずにコミュニケーション面で相当な課題を抱えるでしょう。いつの間にか、自分抜きで話が進んでいることに気づき、場に馴染めないまま時間を無駄にすることがあります。

特に大勢の人が集まる場では、なんだか自分がのけ者にされたように感じることもあります。

もちろん、INTPの中には物事を研究の対象としか見ておらず、また考え事で頭がいっぱいでなるべく人とは関わりたくないとお考えの方もいます。しかし、優れたアイディアや人を介して巡ってきます。実際にビルゲイツなどは独りでプログラミングに没頭する時間はありましたが、元・マイクロソフトのナンバーツーのスティーブンバルマーと時間を共有していました。(多分、バルマー氏はESTP)

優れたアイディアは人を介してやってくることをINTPは知っています。

2.合理的すぎて鈍感

INTPは合理性に物事を考えます。時に、感情、表現、思いやり、気配り、昔からのお決まりごとなど非合理的なことに対しては「え?それ必要?」と考えてしまいます。非合理的なことに対して価値を置きません。

しかし、非合理的なものを不要と決め付けている限りは、大したアイディアや生まれませんし、既存の合理的・論理的な枠組みの中でしか物事を考える事しかできません。

遠くにある知見や知識ばかり見据えて、足元にある実体験や情報を逃しているケースが結構あります。

3.完璧主義でせっかち

意外にもINTPはせっかちです。忍耐強くありません。常に解決するべき課題、学びたいテーマ、新しい方法などを探し求めています。ひとつの計画に時間を費やして、質の高いものを作り上げることは苦手です。頭の中は常に忙しく、次から次へと新しい事を探求して手を出しますが、いつの間にか身体が付いていかなくなります。

また、人に何かを説明するときはバラツキがでます。自分が得意なことに関しては、相手に横やりのスキを与えない勢いで熱量を込めますが、簡単な質疑応答のやり取りに対処するのが苦手で「わかってくれなければいいです」「あなたは、私の考えについてこれないだけです。もっと勉強してください」など高飛車な態度をとります。

一方で、自分より弁が立つ人に出会うと、論理武双を試みますが、INTPは意外にも議論を「する」のは苦手です。

INTPの有名人・創作キャラクター

海外(芸能人、政治家、組織のリーダーなど)

ベア・グリルス(冒険家)、アインシュタイン(物理学者)、カント(哲学者)

日本 (芸能人、政治家、組織のリーダーなど)

ひろゆき(2チャンネルの創設者)

アニメ・漫画キャラ

L(デスノート)、ボーちゃん/上尾先生(クレしん)

有名人・創作キャラクターについてはネット記事と当方の主観によるものです。

INTPの適職

知的好奇心が強く、物事を深く掘り下げることに長けています。チームで働くよりも、自分の専門領域を持ち、裁量が多ければ多いほど成果を出しやすいです。

ITエンジニア、プログラマー、学者(日本人タイプ)、アナリスト・マーケティングリサーチ業務

意外と大事なのは拡張性が高く自由に動けることです。

心理機能の考察

1.主導機能 (Dominant Function): 内向思考 (Introverted Thinking, Ti)

内向思考(Ti)とは、INTPが好んで使う思考モデルです。INTPは独自の論理を好んで使います。世間一般で「良し」とされる客観的×能率的に正しい判断を下さず、寧ろその正しさの中身を必死に検証しようとします。よって、他のタイプの人が考えなくてもよいことを必死に独りで考えます。

ひよこくん

論理的と能率的は違うんだね

フクロウくん

そうじゃ!論理は大切にするが、そもそもテーマが論理破綻している場合がある

16タイプを例にとっても、ユングの世界観と16タイプの関係、MBTI®と16タイプの違い、性格タイプ論を実社会で活かす…など他の人にとってはどうでもよいです。ハッキリ言って、そんなこと考えるだけ、時間とエネルギーの無駄です。しかし、INTPの主機能:内向思考は、考える事そのものに意義を見出します。

問題が複雑であればあるほど、答えが見つからないからこそ、頭を働かせて何が答えか?真実は何か?どのようにして世界は構築されているのか?を考え続けるのです。この資質は、研究者や学者が持つべき資質であり、この心理機能を最も活かせるのがINTPと言えるでしょう。

ひよこくん

成程ね!INTPはリアルChatGPTなんだね!まさにAIの人間版だよね

フクロウくん

ど…どういうこっちゃ?(もはや何か矛盾しているような?)

微妙なニュアンスや修飾語を考慮し、一般的な陳述を行いません。INTPはしばしば思考や概念を構成要素に分解し、単純な答えを提供する代わりに、質問自体を疑問視することに焦点を当てます。

Tiは、剣を磨き、常にその論理を磨き、洗練しているようなものです。 Tiはロジックを使用して、個人のスキル、方法、戦略を改善しようとするテクニック、問題、概念、または理論を分析および検討します。 Tiは懐疑的で還元的なアプローチを採用し、質問の策定、理論の作成、および外部の事実がアイデアや理論の枠組みにどのように適合するかを調べることに関係しています。

主導機能は、人が持つ中で最も発達し、快適で先天的な機能であり、世界を知覚または判断するための主要なモードとして機能します。これは幼少期に形成され、人の最優先事項となり、「ヒーロー」というニックネームを獲得します。通常、最も健康で強力な機能です。

2.補助機能 (Auxiliary Function): 外向直感 (Extraverted Intuition, Ne)

INTPは新しい情報やアイデアを収集するのが得意で、いつも好奇心を持っています。彼らは具体的な事実よりも、色々な可能性や新しい考え方に興味を持っています。

INTPが補助機能である外向的な直感(Ne)を伸ばすことで、彼らはさらに幅広い視野を持ち、複数の視点から物事を捉える能力が増強されます。

新しい情報やアイデアを収集することの重要性をより深く認識し、これにより彼らの分析力や論理的思考の基盤が豊かになります。好奇心が増すことで、彼らは多様な環境や人々との接触を増やし、より柔軟で適応性のある思考や行動を身につけることができます。

この成長は、INTPのクリエイティブな能力を最大限に引き出し、彼らが未知の領域や新しい可能性を探求する際のガイドとなるでしょう。

補助機能は、INTPが思考や行動のバランスを取るのを助けるものです。この考え方は、中学生の頃から大人になるまでの間に、だんだんと強くなっていきます。

INTPは、新しい可能性や未来のシナリオを想像することが得意であり、ある情報から他の関連する情報へと結びつけることができる。

3.第三機能 (Tertiary Function): 内向感覚 (Introverted Sensing, Si)

INTPが過去の経験や知識をしっかりと覚えて整理するのは、第三の機能である内向的感覚(Si)のおかげです。この機能は、彼らが過去に学んだことや経験したことを使って、物事を深く考える手助けをしてくれます。

内向的感覚(Si)は、古いコインのようなものだと考えることができます。コインがたくさんの歴史や経験を持っているように、INTPも過去の経験を大切にして新しいことを学ぶ助けにしています。

この機能は、彼らが新しいことを理解するときに、過去の経験を参考にして考えることができるようにしてくれます。

そして、第三の機能は「永遠の子供」とも呼ばれています。これは、私たちの中の子供のような部分を表していて、感じたことや考えたことを守る役割があります。大人になっても、この機能は大切に成長して、他の機能と一緒に物事を考える手助けをしてくれます。

4.第四機能 (Inferior Function): 外向感情 (Extraverted Feeling, Fe)

INTPの最も弱い機能は外向的感じる(Fe)です。これは、グループと仲良くするのに役立ちますが、INTPにとっては得意な部分ではありません。興味を共有する人たちと一緒のとき、INTPは楽しくおしゃべりすることができますが、興味が合わない場合は、人と関わるのが少し難しいこともあります。

外向的感じる(Fe)を太陽に例えると、人々を温めて元気にする力があります。Feは人々との関係を大切にし、みんなが仲良くなるように努力します。しかし、INTPの場合、この機能が弱いので、自分の気持ちを上手く表現するのが難しく、時々、他の人に誤解されることがあるかもしれません。

劣等機能とは、自分の中であまり使われていない、隠れた部分のことを指します。この部分は、中年を過ぎると少しずつ表面に出てくることが多いです。この劣等機能の発達の速さが、INTPの人生に大きく関わります。

5.第五機能 – 外向思考 (Extraverted Thinking, Te):

INTPの人は、普段は自分の頭の中で考えることが多いですが、周りの人たちの計画や決められたルールに合わせるのが難しく感じることがあります。

そんな時、INTPの人は「私の考える方法も大切だ」と強く主張して、頑固になります。まずは、周りの人たちの考え方や方法も受け入れてみると、自分のアイデアや考えも実際の世界で役立つことがわかるかもしれません。INTPは持論に固執しすぎて、周りの意見や考えを受け入れることができません。

外向的思考、略してTeは、剣のように強く、物事を効果的に進めるための力を持っています。

Teは、事実やデータを集めて、物事を上手く進める方法やルールを作るのが得意です。客観的な事実やルールを大切にするので、どんな状況でもブレずに冷静でしっかりしていると感じられることが多いです。

しかし、時々、INTPの人はこの力に挑戦されると感じることがあります。そうすると、ちょっと困った行動をします。自分に自信を持てずに疑ったりもします。同時に、他の人たちに疑いの目を持ってしまうことも。

外向思考:Teを無視すると、持論に固執して、周りの考え方に合わせる事が難しくなります。

6.第六機能 – 内向的直観 (Introverted Intuition, Ni)

Niは内的な洞察や長期的なビジョンを持つ機能です。INTPは普段は外向的直観 (Ne) に依存するので、Niが活動すると、通常よりも強い直感や突然の洞察に導かれることがあります。

INTPの方が特に持つ「親内向的直感」は、物事の背後や奥深い部分を感じ取る能力のことを指します。

これに対して、外向的直観は、今目の前にある情報や環境から、さまざまな可能性やアイディアを次々と生み出す能力です。外向的直観は「こんなこともできるかも!」「あれこれ試してみたらどうなるかな?」という、アイディアの飛び跳ねるようなエネルギーを持っています。

しかし、自分のアイディアを批判されると、心の中の「内向的直感」が動き出し、INTPの方は「自分は間違っていない!」と強く感じます。他の人の意見や考えを簡単に批判したり、見下したりすることがあります。

INTPの方は、外向的直観よりも内向的直観を優先するため、より深く、一つ一つの情報や状況をじっくりと考えることが得意です。しかし、この内向的直観を無視してしまうと、問題や状況の真の原因や意味を見逃してしまう恐れがあります。それによって、適切な対策や解決策を見つけられなくなり、問題が積み重なり、予期せぬ大きな問題に直面するかもしれません。

例えば、ある状況の中で、INTPの方が直感的に「ここに問題がある」と感じる部分があったとします。それを無視して行動を進めた結果、後に大きなトラブルが発生してしまうというような状況を想像してみてください。

外向的直観を持つ人々は、新しいアイディアや可能性を生み出すことに長けていますが、それだけでは、深い理解や洞察が得られないこともあります。そのため、INTPの内向的直観の能力を大切にし、うまくバランスを取りながら物事を進めることが、より良い未来を築く鍵となるでしょう。

内向的直感」とは、物事の背後や奥深い部分を感じ取る能力のことを指します。この能力を使うと、現在の状況だけでなく、未来の出来事や可能性も感じ取ることができます。INTPは、情報を集めて考えることが得意なので、多くのアイディアや解釈を生み出すことができます。

ただ、この「内向的直感」が強すぎると、自分や他の人を厳しく批判してしまうことがあります。それが原因で、自分自身や他の人が傷ついてしまうこともありますので、この力をうまくコントロールすることが大切ですね。

7.第七機能 – 外向的感覚 (Extraverted Sensing, Se):

INTPのトリックスター機能/外向感覚は、独特な振る舞いや反応を生み出すことがあります。外向感覚を無視すると、重要な情報が入ってこないため、全体像を捉えるのが難しくなります。結果、思考の活性化がしないことも。

逆に、外向感覚を活用できると、さまざまな情報が自然と頭に入るようになります。外向感覚を活性化させたとに、本当に知りたい事まで知れて、思考が活性化します。INTPが本来求めている、解像度の高く、現実に変革をもたらすような、独自の考えに転換させることができるようになるのです。

また、外向感覚が得意でないと、文章に集中するのが難しくなります。(文章に限らず、人の話にも集中できません)

実際、読書は情報収集能力と集中力が求められます。

情報を適切に収集・処理できないと、本文を無視して、持論を優先させます。(Neが悪く働きます)

結果、論理に矛盾がある理屈を述べてしまうリスクが高まり、他者からは「無能」と見られることも。

INTPとしては、外向感覚の重要性を理解し、バランスよく利用する必要があります。

ひよこくん

ところでフクロウ君…MBTIのいざない読んだ?

フクロウくん

途中で挫折した!

8.第八機能 – 内向的感情 (Introverted Feeling, Fi)

Fiは個人的な価値観や感情に基づく判断をする機能です。INTPがこの機能を使用すると、通常は表現しない感情や深い価値観が表面に出ることがあります。ストレスや極端な状況下で、彼らの通常の論理的な判断が崩れると、Fiの影響を受けることがあります。

内向的感覚(Fi)というのは、INTPが自分の大切な考えや価値を他人から攻撃されたり、理解してもらえないときに強くなります。

こんなとき、INTPは自分の正しさを強く感じ、他の人の間違いを指摘することがあります。特に、自分の考えをしっかりと守りたいときには、人の考えを論破しようと試みるのですが、自分が論破されることは恐れています。感情が反応するからです

INFPは自分の意見を批判されると、自分が傷ついたように感じます。

ひよこくん

それは、あなたの感情ですよね?

フクロウくん

思考タイプだから感情のコントロールがヘタクソなんじゃい

Fiという考え方は、自分の感じることや考えることを大切にするものです。それは自分の気持ちや考えをしっかりと持つ力を持っています。Fiを使うと、自分の気持ちや考えを大切にし、自分の気持ちに従って、行動することができます。

でも、この気持ちを言葉で表すのは難しいこともあります。

デビル/デーモンはというのは、私たちの性格の難しい部分を示しています。この機能を上手に扱うためには、自分の感情や気持ちに向き合って、心から取り組むことが大切です。

なお、この部分は無意識の最下層になるから、理解するのが難しいと考えられています。

劣等機能:外向感情:Feが発達していないと

  • 社交での学びの場面での成約
  • 情報収集の偏り
  • 関係性の構築の難しさ
  • 自己理解不足

INTPは、主にTi(内向思考)を使用して、情報や知識を独自の内部フレームワークに組み込み、理論やシステムを構築します。しかし、劣等機能を発達させなければ、完全な知識の構築や理解が難しくなります。

具体的には以下のような状況が考えられます。

  1. 社交的な学びの場面での制約: 学びや成長は独学だけでなく、他者との交流やディスカッションを通じても行われます。Feを発達させないINTPは、グループディスカッションや協力的な学習環境での交流が難しく、他者との情報交換が制約される可能性があります。
  2. 情報収集の偏り: Feを発達させることで、他者の感情や価値観を理解する力が強まります。これにより、人々の意見や視点を広く収集することができ、一方的な知識や情報の偏りを防ぐことができます。
  3. 関係性の構築の難しさ: 仕事や学業、趣味など、多くの分野で他者との関係性の構築は欠かせない要素です。Feを発達させないと、他者との協力やコミュニケーションが難しくなり、必要な情報や知識を得るチャンスを逃すことがあります。
  4. 自己理解の不足: Feは自己と他者との関係性を通じて自己理解を深める役割も果たします。Feを発達させないと、自分の感情や感じること、他者との関係における自己の役割などを十分に理解するのが難しくなる可能性があります。

まとめると、Feの発達はINTPにとって、情報や知識の収集、人間関係の構築、そして自己理解を深める上で非常に重要な要素となります。逆を言えば、Feを十分に発達させることで、INTPはより豊かで多面的な知識や理解を築き上げることができると言えるでしょう。

16の性格タイプの記事を最後まで読んでくださりありがとうございました。

本サイトの16の性格タイプについて

  • デイビッド・カーシー、Dario Nardi、John Beebeeのモデルを16の性格タイプのモデルを採用
  • スイスの心理学者・カールユングのタイプ論を元に各タイプの8つの心理機能を記述
  • PersonalityDatabaseの記事を中心に海外の16タイプブロガー様の情報を一部翻訳して作成
  • 既存の理論で説明できない部分はエニアグラムの理論を援用


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9つの性格タイプ一覧表

▼9つの性格タイプについてはコチラの記事ですべて説明しております。

改革する人

助ける人

達成する人

個性的な人

調べる人

忠実な人

熱中する人

挑戦する人

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このサイトの運営者

木村真基

Kimura Naoki

ウェブデザイナー/エニアグラム講師

プロフィール

「ひよこ君とフクロウ君のエニアグラム( 9つの性格 )講座」の運営者。性格タイプ判定専門のエニアグラム×16タイプ講師。自身も講師として働きながら、お客様のセミナー集客特化型のホームページを作ることが得意。

本業:ウェブデザイナー(フリーランス)/副業:性格タイプ講師×デザイン講師

エニアグラム/16タイプ/ストレングスファインダーを武器に自分のタイプで生きている人。

・エニアグラム:3w4sp-sx-so&Tritype386
・16の性格:ENTP(討論者)&ILE(発明家)
・ストレングスファインダー:着想、戦略性、学習欲、達成欲、自我

ウェブデザインだけではなく性格もデザインします♪

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