【エニアグラム】トライタイプ:145研究者・教授
エニアグアムトライタイプです。国内・海外のネット記事を参考にしながら、これまでの自身の視点を交えて書いています。マメに更新していきます。
トライタイプ145の概要
トライタイプ145は、各タイプの中で本音や気持ちを表に出さずに、自分の中でため込む傾向があります。内側に熱いものを秘めながらも、それを表に出すことはありません。
- ガッツセンター(怒りの感覚)
その瞬間にストレスを感じてもグッとこらえる。感情を向きだしにせず、状況を冷静に観察する。但し、内面ではそうとう怒っている。 - ハートセンター(恥の感覚)
自分のイメージを崩さないようにするようにして、頑なにあるべき自分を守り続ける。そのうえで、自分が心地よいと感じる距離を守りづける - ヘッドセンター(恐怖の感覚)
人から見透かされる不安や舐められる不安を感じつつも、一度押し殺して態度に出さずに、状況を観察する
人前では動じずにポーカーフェースですね。斜に構えているように見えますが、トライタイプ145にとっては、自分をコントロールしようとしているのです。本音は、感情と思考をグルグル動かす熱い人ですから。一見おとなしくても、根は情熱と探求に飢えています。
トライタイプ378が自我をむき出すのに対して、トライタイプ145は、自我を自分の中にチャージしようとするんですね。例えるなら、誰よりも人に伝えたいことがあるのに、誰よりも自分の中にため込んでいるタイプです。
と、冷静に構えつつも、内面は意外と揺れ動いています。
基本タイプとトライタイプ
基本タイプが1
通常のタイプ1と同じで完璧さや正しさに対するこだわりは強いです。高い理想や基準を持ち、間違いや欠陥を正そうと常に改革活動をしています。
タイプ1との違いは次の2点ですね。
1.広い視野を持とうと心がける
通常のタイプ1と比べる視野は広く、柔軟に物事を考えるほうです。また、自分とは違う意見も受け入れようとします。
例えば、友人から不倫・浮気・二股のお話を聴いたとします。個人的には「許せない!」と思いつつも、それを態度に出しません。
まずは、「なぜ、そんなことをしたの?」と質問や問いかけをします。自分の価値観や考えだけに固執せずに、まずは色々な意見を知ろうとするのです。この点は、4や5の影響を受けていますね。
笑顔は心がけていますが、目は笑っていません。
タイプ1と比べると、接し方はソフトです。ただし、人から影響を受けて、自分の考えを曲げることはないし、やっぱりダメなものはダメ!と結論付けます。なお、このタイプは、自分の事を4か5だと思っています。その場合は、実際に人と接しているときの自分の態度を確かめてみて下さい。もしくは、人の意見を伺うとよいですね。
2.意外とアカデミック
トライタイプ145は、理論や論理的体系に対して興味・関心を示します。基本タイプが1だから、ブレないのですが、自分と異なる考えや地検に触れてみたいのです。
ところどころで、なぜ自分がそのように考えるのか?と問いかけをして知識的な着想に浸ることもあります。
例えば、いかなる場合でも犯罪は許せない!という信念を持ちながらも、「そもそも犯罪をする人は何を考えているのだろう?」「どのように幼少期を過ごすと将来犯罪に手を染めるようになるのだろう?」などと哲学的に考えこみ、論理的な見解を求めがちです。物事ひとつひとつに対して、検証と反証を重ねます。
もちろん、どんな分野に興味を持つかはその人次第です。一度ハマれば、情熱は長続きするでしょう。あとは、自分の分野を後押ししてくれる環境があるとよいでしょう。
一言でわかりやすい答えを出すことを求めて、急ぎながらも、整理をするまでに時間がかかり、じっくりと考え込む時期が長くなります。
- どこかで限界を悟り割り切る
- 自分の考えをまとめて言語化する
- ガチトークできる人を見つける
哲学にハマっているのなら、数学や統計学などを取り入れるとよいかもしれませんね。
基本タイプが4
通常の4と比べると、感情に流されずしっかりとしています。みんなの前ではマジメキャラにしか見えないでしょう。
対応も丁寧だし、オンとオフを切り分けています。感情には流されているけれど、キチンと自分にブレーキをかけています。
1.マジメで頑張り屋
タイプ4は、「自分らしく生きたい」「自由に自己表現したい」と想いがちですが、トライタイプ415・451に限っては、それを人前では出しません。会社では、その会社のメンバーの一人になり切ろうとして、自分を演じます。加えて、自分の感情や価値観を大事にしながらも、自我に支配されないように自分をコントロールします。
- タイプ5→論理や知識を好み、客観的に物事を考える
- タイプ1→正しい、間違いを自分の中ではっきりさせる
そのため、外界に対しては「論理的」な答えを求めるし、何事に対してもYes/Noをハッキリさせてほしいと思っているのです。
2.タイプ5とタイプ1の影響が強く出る
トライタイプ415・451は、自分がタイプ4であることを隠そうとする傾向があります。
通常のタイプ4は、「私ってどんな人なんだろう?」「この世界は私に合わないのでは?」「本当に理想の世界があるはずなんだー」と自分らしさを求めて、終わりなき自己探求ワークにハマります。トライタイプ415・451も例外ではありません。しかし、それでも・・・その都度その都度、今の自分の感情をハッキリさせたいのです。
このタイプは、人生の「答え」を求めています。なぜなら、その答えを「知る」ことが人生の一つの通過点だと考えているからです。そして、その通過点に行けば、また別の答えを探すことでしょう。人生の旅人とも言えますね。
3.アカデミック大好き
- 「そもそも、人とは何か?」「人の起源は何か?」「なぜ人は悩むのだろう?」「心理学的に考えるなら?」「今の状態を哲学で表すなら・・・」
と感情と思考を上手に使い分けることができます。
更に、タイプ1の判断力や白黒が強くなると
- 今回の結論はこれだ!
と、自分を納得させるような判断を下せるようになります。
カウンセラーや心理士などサイコロジスト(心理学の専門家)の仕事をする人に、このタイプは多いですね。
トライタイプ145は、研究者・学者気質なのですが、教科書や文献の理論だけでは納得できずに、実際に現場に出るか、クライアントにお会いして、現場検証を好みます。
余談
一方で、自分の事を「4」だと思っているのですが、エニアグラム本を読むと、「あれ?私は4じゃないかも・・・?」と思うことが多いでしょう。
この場合は、他人の基準よりも自分の基準に従ったほうがよいでしょう。
なぜなら、トライタイプ145は、
- 1:最終的には自分で決めないと腑に落ちない
- 5:人から教わるよりも自分で調べて納得をしたい
という欲求を持っているからです。
基本タイプが5
145のトライタイプの中で最も癖があるかもしれません。というのも、通常の5は「客観的」「観察者」であることを好みますが、タイプ1の影響で納得いかない事に対して怒りを感じ、タイプ4の影響で心が動かないと考えるモチベーションが下がるからです。
逆に、自分が心の底から「極めたい」と思っていることを専門分野にして探求すると毎日が楽しくなるでしょう。1年の間に3800円以上する専門書を10冊以上読むと人生が変わるかもしれません。(3800円の論拠:本の価格ではなく、その本の専門性)
まとめると、トライタイプ145は、腹、心、頭がフル回転するくらい情熱を持てる何かに出会えれば、人生の充実度があがります。時間を忘れるくらい、引きこもって楽しめるものを探してはいかがでしょうか?
参考記事
9つの性格タイプ一覧
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有料タイプ診断
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木村真基
ウェブデザイナー/エニアグラム講師
プロフィール
「ひよこ君とフクロウ君のエニアグラム( 9つの性格 )講座」の運営者。性格タイプ判定専門のエニアグラム×16タイプ講師。自身も講師として働きながら、お客様のセミナー集客特化型のホームページを作ることが得意。
本業:ウェブデザイナー(フリーランス)/副業:性格タイプ講師×デザイン講師
エニアグラム/16タイプ/ストレングスファインダーを武器に自分のタイプで生きている人。
・エニアグラム:3w4sp-sx-so&Tritype386
・16の性格:ENTP(討論者)&ILE(発明家)
・ストレングスファインダー:着想、戦略性、学習欲、達成欲、自我
ウェブデザインだけではなく性格もデザインします♪