INFPは”本当に”日本社会で生きづらいのか?を検証してみた
INFPは生きづらいのか?

ねぇ、INFPって実際に生きづらいの?

え!?…あ…ちょっと待って!
Googleで【INFP】と検索すると、しばしば出てくる関連キーワードは、以下の通りです。

さて、この問題について一緒に考えていきましょう。
INFPとは、内向(Introverted)、直感(Intuitive)、感情(Feeling)、知覚(Perceiving)の特徴を持つ人物を指します。INFPの特性は、創造性が高く、理想主義的で、感情豊かであることです。
しかし、不思議な事に、INFP=生きづらい!と思っている人が多いようです。
【一般論】INFPが生きづらい
INFPタイプの人々が日本社会で生きづらさを感じる可能性について考察します。
繰り返しですが、INFPの特性は、創造性が高く、理想主義的で、感情豊かであることです。
一方で、日本社会はしばしば、集団主義、高い社会的規範、そして明確な階層構造で作られています。
この特徴は、個人の価値を重視するINFPにとって生きづらさを感じさせる要因になるのかもしれません。実際に、INFPは、自分の内面世界と価値観を大切にしています。学校や産業社会の規範が自分の価値観と合わなければ、INFPは生きづらさを感じるでしょう。

なるほど。自分の価値観を大切にしたいから!が理由なわけね…

そ…そうなの。でも、実は生きづらさを感じているINFPは一部なの…。
確かに規律主義の社会にとってINFPは生きづらいのかもしれません。特に産業社会やルールでがんじがらめにされた組織ですね。実際に産業界では、ではESTJやESFJの価値観のほうが適応できます。
というのは…一般論です。
反論!INFPが生きづらい…は間違い
結論から申し上げます。生きづらいと感じている人が、勝手にINFPと自己判定している!それだけです。

鶏と卵じゃん

実はそーなの!
INFPだから生きづらい!は間違い!
生きづらいと感じている人がINFPと自己判定しているにすぎません。
で、さらに言うと…実際に、その人が本当にINFPかどうかは不明。
自分が社会に適応できないから、勝手にINFPと思っているだけかもしれません。
実際に、性格タイプがESTJ、ISTJ、ESTP、ESFJ、ISFJでも、会社やグループに上手に適応できなければ、自分をINFPやINTPと自己判定する傾向があります。
本当は自分の問題なのに、自分の弱さや無能さを認めたくないから、「私はINFPだから生きにくいんだ!」という免罪符を求めているにすぎません。
その免罪符が生きづらいです。
また、その免罪符を裏付けるように…個人ブログやYoutubeなどで、INFPやINFJは生きにくい説を訴える人たちもいます。
そのほうが数字が取れるからです。

そっか!INFP生きづらい!は作られたデマなんだね

そうなの。そして、悲しいことに、それで傷つくのが一生懸命生きているINFPなの
INFPは生きやすい説?
社会には多様な人々が存在しています。一概にすべてのINFPが日本社会で生きづらいとは限りません。実際に、INFPは、自分たちの創造性や感受性を活かして、独自の方法で社会に適応し、貢献することができます。
現在の日本社会は自由
現代の日本社会は、一昔と比べても変化しています。従来の規範や価値観に疑問を投げかける人たちがたくさんでてきました。
そういう意味では、「INFP生きづらい」もひとつの意見なのかもしれません。
少なくとも、多様性を受け入れたり、個人の価値観や考えは尊重される動きはみられています。
そのような自由社会を促進したのがインターネットやSNSです。今の環境が合わなければ、自分の合う環境に飛び込む自由はあります。逆に、そのような生き方を非難している人たちのほうが、周囲からバッシングを受けて生きづらくなっています。
よって、INFPが生きづらいとは一概に言えないのです。
日本社会にINFPは多い説
こちらは16personaliteisのサイトより、各世界のタイプの統計を示したグラフです。そのまま引用します。
https://www.16personalities.com/country-profiles/japan
INFP(Mediator)は、T型で12.91%/A型で3.53%です。全体の16%を占めている計算になります。
100÷16をすると6.25になるため、INFPの人口がケタ違いに多いことは、このデーターからもお判りいただけるかと。

何気に日本ってINFP大国なんだね!

そう!実際に日本人ってシャイだけれど協調的だし、自分たちの文化を大切にするよね!?(うん!って言って)
この事実からも、日本は他の国と比べてもINFPの人口割合が多く、INFPにとって生きやすい文化圏だと言えます。
もちろん、INFPタイプの人々が日本社会で特定の困難に直面する可能性はあります。これは否定しません。
なぜなら、どのタイプも等しく、日常生活で困難に直面することもあれば、固有の生きづらさを感じるからです。
まとめ
INFPというタイプが生きづらい!は間違いです。
- 何らかの生きづらいと感じる個人が、その理由付けにINFPと自認している(免罪符の考え)
- その個人の「INFP生きづらい」を後押しをしてくれる記事がネット上にたくさんある
- 実際に自身の価値観や感情に従って、自分らしく最高の人生を謳歌しているINFPは存在する
よって、もしもあなたのタイプ自認がINFPで生きづらいと感じているのなら、それはINFPだからではなく別の理由です。もしも「でも、私はINFPだから…」と思うのなら、自分らしくハツラツと生きているINFPの人と一緒にお話をしてみてください。
もちろん、そのINFPさんは、あなたの「INFPだから生きづらいの!」という価値観を否定せずに受容してくれるかもしれません。それができるのがINFPの本当の強みです。

そっか!色々なINFPがいるんだね

そうなの!みんな違っていいの!『生きづらい』もひとつの個性だから