【完全図解】16タイプの裏側!ユング「8つの心理機能」とアーキタイプ解説
自分のタイプを知った後に
「で、結局どうすればいいの?」
と思ったことはありませんか?
16の性格タイプとユング心理学【基礎編】の続きです。この記事は、もはや16personalitiesや16タイプではありません。ユング心理学の8つの心理機能(心の歯車)に基づいた各タイプの心の構造を検証します。

ああ、外向感情や内向直観ってやつね。意外と知っている人が少なくびっくりしていたよね。

16personalitiesを受けた人のうち、3~8%未満しか知らない...って事でびっくりしたぞい。
先日、心理機能の認知度を調査したのですが、MBTI診断を知っている人のうち、3~8%しかしない...という悲しいデータが出ました。思い切って、この記事で伝える事にしました。何気にお客様から33,000~44,000円を頂いて教えている内容です。
8つの心理機能
心理機能とは、私たちが世界をどう認識し(知覚)、どう決断を下すか(判断)をつかさどる「心のエンジン」です。私たちは、この8つの機能を全て動かしています。

動かし方が違うって事だよね?

それがタイプの違いに出るんじゃよ
外向感覚今、ここを味わう
目の前の現実に即応し、五感を通じてライブ感や体験をありのままに楽しむ。
内向感覚経験とルーティン
過去の経験や事実を信頼し、着実な積み重ねや安定を重視して行動する。
外向直観可能性の拡散
物事の関連性を見出し、「もしこうだったら?」と新しいアイデアを次々と広げる。
内向直観本質と未来の収束
バラバラの情報から「要するにこういうことだ」という一つの本質や未来像を導く。

キャッチとジャッジで覚えるんだね!

意外とシンプルじゃぞい
外向思考効率とシステム
客観的な事実に基づき、どうすれば最も効率的に目標を達成できるかを判断する。
内向思考論理の整合性
物事の仕組みがどうなっているか、自分の中の論理の辻褄が合っているかを深く追求する。
外向感情集団の調和と共感
他者の感情や場の空気を汲み取り、みんなが調和する関係や環境を作ろうとする。
内向感情個人の信念と美学
「自分はどう感じているか」「何が善か」という、内なる揺るぎない価値観を大切にする。

成る程!決め方にも4パターンがあるんだね!

そうじゃ!だからこそ、このモデルは海外で流行ったんじゃ。日本と違って、自己決定と自己責任の世界で、各々が自己主張せざるを得ない!本当の意味でお互いの違いを理解しないといけない
4つの心理機能については、他の記事でも読めると思います。では、残りの4つはどうでしょうか?本記事では、シャドウファンクション(影の心理機能)と呼ばれている残りの4つに力を入れています。
アーキタイプ(原型論)
提唱者はジョンビービーです。ユングの研究科です。
英雄Hero
【別名:生き様/人生観】心のエース。最も自然に使える最大の武器であり、人生の強いモチベーション。
良い親Good Parent
【別名:武器/他者貢献】自身をサポートし、他者を助けたり正しい方向へ導いたりする頼もしい存在。この機能が未発達だと何かと生きづらい
永遠の子供Eternal Child
【別名:無邪気なテイカー】遊び心に溢れ、リラックス時に顔を出す。未熟さゆえにワガママに暴走することも。
アニマ / アニムスAnima/Animus
【別名:コンプレックス】意識の底のコンプレックス。苦手だが憧れも強く、自己成長の最大の鍵となる。この機能を無視すると、シャドウへと闇落ちしやすい

主機能、補助機能、第三機能、劣等機能...なんか他のサイトでも見たことあるやー。

まぁ、前半の4つは大事じゃが、所詮は表面的な性格じゃ。ユングが本当に提唱したかった世界ではない。後半の4つ...この無意識領域が大事なんじゃ
対立者Opposing
【別名:マインドブロック】英雄(主機能)のやり方を否定された時に発動する、頑固で斜に構えた防衛メカニズム。
毒親Critical Parent
【別名:マウントを取る】自分や他者の至らなさを厳しく批判し、「なぜできない」と制限をかける機能。
欺瞞者Trickster
【別名:無自覚の嘘・自己欺瞞】完全なる盲点。パニック時に現れ、常識をひっくり返して周囲を混乱に陥れる。
悪魔/守護神Demon
【別名:根源的恐れ×欲求】心の最深部の闇。通常は破壊的だが、危機を乗り越える際の究極の守護神にもなる。

毒親とか欺瞞者とか...悪魔ってヤバいね。ユングさん...えげつないよね。

そうじゃ。この機能に侵されると、誰もが消極的になるし、批判的にもなる。自分を偽り、影で何かに怯える。SNSでは、このシャドウが透けて見えるぞい!
心理機能 × アーキタイプ
ここまで紹介した「8つのエンジン」と「8つのポジション」は、単独ではなく掛け算(機能スタック)としての動きを知る事で、はじめて意味を持ちます。
例えば、ESTJは、1番目の主機能(英雄)でTe:外向思考を動かします。対して、4番目にFi:内向感情があります。
自身がやるべき役割を果たすことに懸命で、自分の価値観を軽視しがちです。結果として、仕事や活動に対しては精力的になるけれど、自分の価値観を反映させられず、何のために自分は努力しているかがわからなくなります。
その結果、これまで無視をしてきた影の人格の声があなたを襲います。
- Te←Ti:せっかちすぎ...少し時間を使って考えたら
- Si←Se:計画とかいいから、直ぐに動けよ
- Ne←Ni:もっと長期的な視野を持てよ
- Fi←Fe:あなたは誰のために働いているの?
こういった声はESTJにとって、ノイズに聞こえるかもしれません。でも、このノイズに反応するのは、あなたのシャドウがあなた自身に発している、もう一人の自分の声なのです。
ユングは、シャドウの自分に気づくことを統合と呼びました。
そして、この機能スタックの仕組みが分かると、人と人との「関係性(相性)」の謎が仕組みで言語化できるようになります。
タイプ同士の関係もわかる
意外と知られていませんが、8つの心理機能とアーキタイプの関係性を覚えると、16タイプは人間関係にも応用ができます。
- あの人と一緒にいると心地よいのは、あなたの「永遠の子供」を、相手の「良い親」が優しく包んでくれているからかもしれない
- 逆に、いつも職場で衝突してしまうあの人とは、お互いの「劣等機能」や、無意識下の「毒親」を刺激し合っているからかもしれない
私たちが、相手の言動に対して過剰に反応したり、また何かを要求するとき、もしくは何かをしてあげたいときに、必ず8つの機能のどれかが動いてます。
自分と相手の「心の構造(無意識の癖)」を知ることで、お互いの心理機能同士の相互作用の仕組みがわかり、相手とどの距離感でどう接していけばよいのかがわかります。
16の性格タイプを人間関係に活かしたいと思ったら是非ともお試しください。
心理機能診断
心理機能に特化した診断を作りました。


