エニアグラムタイプ7の転職戦略
これから「転職の完全ロードマップ」をお伝えしようとしていますが、その前に正直に告白させてください。
私自身、会社員としては「ガタガタ」でした。
20代は「もっとワクワクする仕事があるはずだ」と衝動的に転職を繰り返し、30代からは一度も正規社員として働いたことがありません。
なので、年収アップの秘訣や、受かる職務経歴書のテクニックは、実務のプロである転職エージェントに相談してください。エージェントも、ご自身に合う方を自分で探してください。
でも、エージェントは「エニアグラム」を知りません。
彼らは「市場価値」を見るプロですが、あなたの「退屈への恐怖」までは解消してくれません。
なので、エージェントから頂いたアドバイスをあなたなりに活かし、自分を守る方法として、この記事を書きます。
転職前に準備をする事
エージェントを使いこなすためにも、まずは自分の手元を整理しましょう。
タイプ7の転職活動で最も危険なのは、「今の職場がつまらない」という衝動だけで動き、キャリアを「つまみ食い」で終わらせてしまうことです。
強みと弱みの分析
職務経歴書を書く前に、広げすぎた風呂敷を畳み、「実績」として残っているものを棚卸ししましょう。
タイプ7の強みは「発想力」と「着手するスピード」です。
「停滞していたプロジェクトに新しい視点を持ち込み、再始動させた」「誰もやりたがらなかった新規開拓に飛び込んだ」といった実績は、企業にとって起爆剤となります。
エニアグラムのヘッドセンター(思考センター)特有の「未来をシミュレーションする力」を、ビジネススキルとして言語化してください。
一方で、弱みは「詰めの甘さ(完遂力の欠如)」や「事務作業のミス」です。
「アイデアだけ出して、後は丸投げする人」と思われないよう注意が必要です。
「始めたことを最後まで形にするために、どのような仕組みを作ったか」という、タイプ5(統合の方向)的な「深掘り・集中」の視点を含めてアピールする準備が必要です。
会社選びのポイント
会社選びでタイプ7が絶対に見るべきは、「楽しそうか」よりも「裁量の範囲」と「逃げられない環境」です。
- 裁量の範囲: 自分で計画を立て、実行できる自由があるか。ガチガチのマニュアルに縛られる環境は、タイプ7の創造性を殺します。
- 深める環境: 「あれもこれも」できる環境は魅力的ですが、タイプ7にとっては「何も身につかない」リスクでもあります。あえて一つの分野を深掘りせざるを得ない専門的な環境を選ぶのも戦略です。
「飽きない仕事」はこの世に存在しません。
あなたの根源的欲求(満たされたい)を、新しい刺激(消費)ではなく、仕事をやり遂げた先の「達成感(生産)」で満たしてくれる会社を選びましょう。
転職エージェントの選び方
エージェントはあなたの味方ですが、彼らの言葉をそのまま受け取ると、タイプ7は「ジョブホッパー(転職を繰り返す人)」になるリスクがあります。
エージェント会社の選び方
タイプ7には、調子のいいことを言うエージェントよりも、あなたのキャリアプランに厳しく突っ込んでくれる「コンサルタント型エージェント」がおすすめです。
「いろんな経験ができて、毎日が刺激的ですよ!」といった言葉には注意してください。
彼らは悪気なく、あなたの「貪欲(もっと刺激が欲しい)」を刺激しています。
それが「マルチタスクで疲弊する現場」や「誰も管理できないカオスな職場」を意味していないか、冷静に見極める必要があります。
理想のエージェント
担当者との相性で見るべきは、「ブレーキを踏む勇気」です。
あなたが「この会社も面白そう! あっちもいい!」と目移りしている時に、「でも、あなたのキャリア軸はここですよね? 今回は絞りましょう」と、選択肢を減らしてくれる担当者こそが、あなたを救ってくれる人です。
タイプ7は、選択肢が多すぎると逆に選べなくなります(決定麻痺)。
だからこそ、ノリよく盛り上げる人より、冷静に「やめること」を決めてくれる担当者の方が、安全なパートナーになり得ます。
面接の場で気を付ける事
書類選考が通り、いざ面接へ。ここでタイプ7がやりがちなのが、「夢語り」で終わってしまうことです。
面接でやりがちなワナ
面接官に対して、「こんな企画がやりたい」「あんなこともできるはずだ」と、未来の話ばかりしていませんか?
ポジティブさは武器ですが、地に足がついていないと「口だけの人」という印象を与えてしまいます。
これは「囚われ:貪欲(未来への逃避)」の表れです。
「やりたいこと(Want)」だけでなく、「やらなければならないこと(Must)」──つまり地味な業務や責任にも耐えられることを示さなければ、採用されません。
その背景にある恐れ
なぜ、そこまで未来の話をしたくなるのか。
それは「根源的恐れ:奪われること、痛みに閉じ込められること」という恐怖があるからです。
「今の苦しみや退屈に縛られたくない」という思いが、思考を未来へ飛ばさせているのです。
面接では、あえて「過去の実績(完了させたこと)」や「苦労を乗り越えた経験」を話してみてください。
「退屈な作業も工夫して乗り越えました」と語れるタイプ7は、企業にとって喉から手が出るほど欲しい人材です。
もっと深く自分を知る
エニアグラムには、基本タイプだけでなく、より詳細な分類があります。これらを知っておくと、職場のミスマッチをさらに防げます。
ウィングとトライタイプ
同じタイプ7でも、隣り合うタイプや3つのセンターの組み合わせで働き方は変わります。
- ウィング(翼):
- 7w6(エンターテイナー): 人当たりが良く、組織のムードメーカーになります。チームで動く営業や企画職が向きます。
- 7w8(現実主義者): 独立的でアグレッシブです。起業家精神があり、結果重視のプロジェクトリーダーやフリーランス的な働き方が向きます。
- トライタイプ:
- 7-3-8(変革者): 非常にエネルギッシュで野心的。スピードと成果が全ての世界でないと満足できません。
- 7-9-2(平和の使者): 明るく楽観的で、人を助けるのが好き。競争よりも調和と楽しさを重視する職場が合います。
生得本能の影響
3つの本能のどれが優位かによって、職場に求める「楽しさ」の種類が変わります。
- 自己保存: 「快適な暮らし」のための楽しみを求めます。美味しいランチ、綺麗なオフィス、そして趣味に使える十分な給与と休みを重視します。
- ソーシャル: 「理想の実現」に熱中します。社会的な意義のあるプロジェクトや、自分が「犠牲」になってでも仲間と大きな夢を追うことに喜びを感じます。
- セクシャル: 「没頭」を求めます。面白いテーマや、カリスマ性のある人物に深く魅了されることを望みます。ルーチンワークは一瞬で飽きます。
自分の「取扱説明書」を増やす
エニアグラムで自分の「動機」を知ることは強力な武器になりますが、世の中には他にも自分を理解するための優れたツールがあります。
16性格診断とソシオニクス
特に、職場の人間関係や「相性」、情報の処理の仕方を理解するには、以下の2つが有効です。
- 16性格診断: 自分がエネルギーをどこに向けるか、どう情報を判断するかを知る入り口です。
- ソシオニクス: 16タイプをさらに深掘りし、「クアドラ(価値観の合うグループ)」や「関係性(相性)」を分析します。「なぜかこのチームだと空回りする」といった謎が解けます。
まずはここから始めよう
いきなりソシオニクスを理解するのは少し難しいかもしれません。
まずは、ポピュラーな「16性格診断」から始めて、自分のタイプの傾向を掴んでください。
その上で、より深い人間関係の力学を知りたくなったら「ソシオニクス」へ進むのがおすすめです。
- まずはここから!自分のベースを知る
16性格診断の詳細はこちら - 人間関係の相性や「居心地の良いグループ」を知る
ソシオニクス診断はこちら
最後に
私は転職を繰り返しましたが、それは「自分を知らなかったから」に他なりません。
自分の性格の癖、陥りやすい穴、そして本当に求めているものを知っていれば、もっと違う選択ができたはずです。
今、あなたは3ヶ月後の新しい未来に向かって歩き出そうとしています。
エージェントという武器を使いつつ、エニアグラムや16タイプ診断という地図を持って進んでください。
3ヶ月後、あなたが何かから逃げるためではなく、心からワクワクできる「使命」を見つけ、腰を据えて活躍していることを祈っています。
もし、地図の読み方に迷ったり、自分のタイプが分からなくなったりした時は、セッションでお話ししましょう。
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9つの性格タイプ一覧
サブタイプ一覧
木村真基
Kimura Naoki
ウェブデザイナー/エニアグラム講師
プロフィール
「ひよこ君とフクロウ君のエニアグラム( 9つの性格 )講座」の運営者。本業はホームページ制作。ホームページの効果を実証するために、ひよこ君とフクロウ君のエニアグラム講座を開始。気づけば、エニアグラム、16性格診断、ソシオニクスのタイプ判定を生業にしている。
・エニアグラム:3w4sp-sx-so&Tritype386
・16の性格:ENTP(討論者)&ILE(ENTp)(発明家)
・ストレングスファインダー:着想、戦略性、学習欲、達成欲、自我
などの性格類型を活用して、自分らしく生きる方法を提唱中。













