数年先の生存を賭ける「仕事とお金」【エニアグラム タイプ5解説 Part7】

どうも。エニアグラム診断士の木村です。
今回は、タイプ5(調べる人)の「仕事の選び方」と「お金の使い方」について解説します。
就職基準は「数年先に生存できるか」
オタクには優しくしなさい。彼らの下で働く可能性は高い。
──ビル・ゲイツ
タイプ5の働き方は、チームでワイワイやるよりも、特定の分野で「専門性」を身につけ、ひとりで黙々と働くことを好みます。彼らにとってのストレスの元凶は、「対人関係」と「マルチタスク」です。
彼らが仕事を選ぶ基準は、目先の給料や職場の雰囲気ではありません。
就職や転職の際、最も重視するのは「数年後に、どこでも生きていける確かな専門性(武器)が身につくか?」です。
- タイプ3:若いうちから活躍して評価されたい
- タイプ7:いつまでもワクワクして働きたい
- タイプ4:仕事を通じて自分らしさを表現したい
これらに対し、タイプ5のモチベーションは「数年先、数十年先に自分が生存できるであろうか?」という根源的な不安の解消にあります。
どんなに待遇が良くても、自分のスキルが陳腐化しそうな環境であれば、タイプ5は静かにその場を去ります。
長い目で見て、自分が「有能な専門家」として社会で生き残れるかどうかが全てなのです。
お金は「真理を知るため」のパスポート
タイプ5のお金の使い方は、他のタイプとは全く異なります。
彼らがお金を使う目的は、「見栄」でも「快楽」でもなく、「知識の探求」と「空虚感の解消」です。
例えるなら、高級なフォアグラを食べる時、「美味しいから」とか「SNSで自慢できるから」食べに行くのではありません。
「フォアグラとは一体どんな味覚の構造なのか?」「なぜ高級食材として歴史的に選ばれてきたのか?」という真理を知りたいからお金を払うのです。
そのため、売り手側になるとタイプ5を満足させるのは骨が折れます。愛想笑いやおもてなしにはなびかず、常に一歩引いて「相手の意図」を分析しているからです。
一方で、激しく思考を揺さぶられたり、自分の知らないマニアックな世界を提示されたりすると、彼らの財布の紐は簡単に緩みます。
「その中身(情報)を見たい」という好奇心だけで、高額な情報商材や専門書、機材にポンとお金を出してしまうのです。
ユダヤの大富豪が「教育は最大の自己投資」と言いましたが、この考えを最も抵抗なく受け入れ、知識への投資を惜しまないのがタイプ5の経済観念だと言えるでしょう。
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