「私らしさ」の青い鳥を探す仕事とお金【エニアグラム タイプ4解説 Part7】

どうも。エニアグラム診断士の木村です。
今回は、タイプ4(個性的な人)の「仕事と働き方」、そして「お金の使い方」について解説します。
普通の会社員にはなりたくない
タイプ4にとって仕事とは、生活費を稼ぐための手段ではなく「自己表現の場」です。
「これは私にしかできない」という手ごたえがないと、どれだけ高い給料をもらっても心が死んでいきます。
そのため、朝礼、報連相、マニュアル化された単純作業など、「みんなと同じ」を前提に回る一般的な会社組織とはすこぶる相性が悪いです。
デザイナー、映像作家、イラストレーター、音楽関係、あるいは専門性の高いニッチな職人など、「その他大勢の会社員」から一歩ずれた職業に吸い寄せられます。
あえて険しくて細い道を選び、周りから「そんな仕事で食べていけるの?」と言われることに、内心ちょっとした喜び(優越感)を感じています。
専門職の中で再び「その他大勢」になる悲劇
苦労して「誰もやらない専門職」にたどり着いたとします。しかし、ふと周りを見渡すと、そこには「同じようにその専門職を選んだ同業者たち」がたくさんいます。
デザイナーになれば周りはデザイナーだらけです。同じツールを使い、同じような働き方をしています。
あれだけ「みんなとは違う場所」を求めてたどり着いたのに、気づけば「その業界の中での、その他大勢」に逆戻りしているのです。
すると、再び激しい劣等感と嫉妬(上方比較)が始まります。
- 「あの人のほうが才能がある」
- 「この人たちの中で、私だけの個性ってなんだろう?」
- 「私、ここにいる意味あるのかな……」
こうして、「この仕事は私らしくない」と免罪符を掲げ、もっとニッチなジャンル、もっと誰もやっていない職種へと次々に青い鳥を探して転職を繰り返すことになります。
外の環境(職種や肩書き)をどれだけ珍しくしても、内側の「欠落感」は絶対に埋まらないことに気づかない限り、このループは終わりません。
アイデンティティを買うお金の使い方
この傾向は、お金の使い方にも顕著に表れます。
タイプ4は、社会的なステータスや流行のランキングでお金を使いません(鬼滅の刃が大流行しても「みんなが見てるから何?」と冷笑します)。
彼らがお金を使うのは、「自分の独自性を証明してくれるアイテムや体験」に対してです。
ヴィンテージの服、マイナーなアーティストの作品、独特なインテリア。それらが自分の内面と共鳴するものであれば、糸目をつけずにお金を使います。
しかし、自信を失い不健全な状態になると、「自分らしさ」を外部のモノで補完しようと浪費に走ります。自分が何も生み出せていない(創造できていない)焦りを、他人が作った個性的な商品を買うことで一時的に埋め合わせようとするのです。
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