自分ルールで発散?お金の使い方と幸福度【エニアグラム タイプ1解説 Part6】

どうも。エニアグラム診断士の木村です。
今回は、タイプ1(改革する人)の「お金の使い方」について解説します。
タイプ1のお金との付き合い方には、生真面目さと独自のこだわりが入り混じっています。
お金は「管理する対象」
極力、必要なものにだけお金を使う。浪費には走らない。自分を律している。
これがタイプ1の基本的なお金へのスタンスです。
タイプ1にとって、お金はまさに「管理する対象」です。
自分の欲求を満たすために衝動的に発散することは少なく、自ら定めた基準に合った堅実な使い方をします。
しかし、決して「ケチ」なわけではありません。自分のニーズを満たしてくれる価値あるものに対しては、しっかりとお金を使います。
例えば、スーツを買うときに、品質や素材について店員に細かく質問をして納得いくまで確認をしますが、決して「安くしてくれ」と値切ったり、次のセール時期を尋ねるようなことはしません。正当な価値には正当な対価を払うのが彼らのルールだからです。
実際に、上の立場になるとよく奢ってくれる一方で、自分が下の立場になっても、可能な限り自分でお金を払おうと努めるのがタイプ1の律儀なところです。
でも、健全度が下がると、ある瞬間にドバっと使います。
リソは言います。
「タイプ1ってダイエットと化していると禁欲になるけれど、緊張の糸が外れるとドカ食いするんだよね…」と
健全度で変わる「自分ルール」の暴走
【健全な状態:計画的な管理】
お金の管理が上手で計画的です。自分の理想の人生を歩むため、あるいは自己成長のためにお金を使うことは気にしませんが、無意味な無駄遣いは避けます。
【通常の状態:自分ルールでの発散】
ストレスがたまると、独自の「自分ルール」で発散する場合があります。
「このスーツは、イタリアの有名なデザイナーがね・・・ウンタラカンタラ」と、もっともらしい理由(正当化)をつけて高額な買い物をします。倹約家の人も浪費家の人もいますが、全て自分の中の理屈に沿った使い方であり、周りの空気に流されて無駄遣いすることはありません。
【不健全な状態:感情的な浪費と正当化】
お金に対してピリピリし始めます。お金がないときはイライラが募り、その緊張の糸が切れると派手にお金を使ってしまいます。
「これは必要な投資だ」「自分にはこのくらいの価値がある」と正当化しながら、実際は感情的な浪費を繰り返します。やがて家計が破綻し借金が膨らんでも、「自分は正しいお金の使い方をしている」「世の中が間違っている」と信じ込み、周囲の忠告に聞く耳を持ちません。
意外かもしれませんが、タイプ1はお金と幸福度が直結しやすいタイプです。
お金がある(管理できている)ときは機嫌が良く、ないときは不機嫌になります。この感情の起伏が激しいほど、自分がお金に振り回されている証拠だと気づくことが大切です。
(Part7「なぜ『マジメ人間』なのか?抑圧された怒りの正体」へ続く)
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