内向論理(Ti)とは

私たちの身の回りには、論理的に物事を考える人がいますよね。

例えば、数学の問題を解くのが得意だったり、難しい概念をわかりやすく説明できたりする人です。

そんな人は、内向論理(Ti)という機能が優れているのかもしれません。

ソシオニクスでは、この内面の論理性や整合性を追求する機能を「内向論理(Ti)」と呼んでいるんです。

内向論理の概要  

合理機能としての内向論理

内向論理(Ti)は、物事の論理的な整合性や正確さを見抜く機能です。

分類や体系化を通して、概念的な理解を深めるのが特徴で、鋭い分析力を持っています。

例えば、複雑な理論を理解したり、論理的な矛盾を指摘したりするのが得意なんです。

ポイント: 物事の論理的な整合性や正確さを見抜き、概念的な理解を深める機能

外向論理と倫理機能との違い

内向論理は、外向論理(Te)や倫理機能(Fe, Fi)とは異なる特徴を持っています。

外向論理が、効率や実用性を重視するのに対し、内向論理は論理的な整合性や正確さを優先します。時に、持論や自説について検証することにこだわり、非効率的な一面もあります。

また、倫理機能が個人の価値観や信念に基づくのに対し、内向論理は客観的な真理や法則性を追求するんです。

ポイント: 外向倫理や倫理機能とは異なる視点を持つ

タイプ別/モデルA

第1機能 Ti(LII, LSI)

LIIやLSIは、内向論理を最も得意とするタイプです。

現実を論理的に観察し、自分の見解や行動体系の中で適切な位置づけをします。

ルールに従わない人や物事を批判的に捉え、自分自身のルールを最終的な判断基準とするんです。

ポイント: 現実を論理的に観察し、自分自身のルールを最終的な判断基準とする

第2機能 Ti(ILE, SLE)

ILEやSLEは、内向論理を2番目に得意とするタイプです。

経験や研究した現象を説明するために、論理体系や考え方を容易に作り出します。

新しい情報を得るごとに、それらを改良したり破棄したりするのが特徴です。

ポイント: 経験や研究した現象を説明する論理体系や考え方を作り出す

第3機能 Ti(ESI, EII)

ESIやEIIは、内向論理を3番目に得意とするタイプです。

短時間であれば、学問的・理論的な視点から物事を語ることができますが、堅苦しくなりがちです。

内向倫理(Fi)による決定を論理的に正当化しようとしますが、矛盾を指摘されるとイライラするんです。

ポイント: 内向倫理による決定を論理的に正当化しようとするが、矛盾を指摘されるとイライラする

第4機能 Ti(SEE, IEE)

SEEやIEEは、内向論理が最も苦手な機能です。

理論的知識の情報源を完全に拒否するか、逆に完全に受け入れてしまう傾向があります。

新しい概念や規則を不必要なものと考えがちで、自分の意見に異を唱える人への対処が苦手なんです。

ポイント: 理論的知識の情報源への態度が極端で、自分の意見に異を唱える人への対処が苦手

第5機能 Ti(ESE, EIE)

ESEやEIEは、内向論理に憧れを抱くタイプです。

よく考えこまれた考え方の体系を持つ人に強く惹かれ、明確で簡潔な説明を好みます。

自分の行動が理にかなっていることを望み、概念的理解の正しさを外部から保証してほしいと感じるんです。

ポイント: 内向論理に長けた人に憧れを抱き、自分の行動の論理性を外部から保証してほしいと感じる

第6機能 Ti(SEI, IEI)

SEIやIEIは、内向論理を高めるために支援が必要なタイプです。

自分の信念と理解の体系の明確さを求め、新しい概念や哲学的議論に触れることを楽しみます。

合理的に考えたり判断したりするための外的サポートを必要とするんです。

ポイント: 自分の信念と理解の体系の明確さを求め、合理的な判断のために外的サポートを必要とする

第7機能 Ti(LIE, LSE)

LIEやLSEは、内向論理よりも外向論理を優先するタイプです。

論理体系の内部ロジックに関する議論は理解できますが、ほとんど関心を示しません。

そうした論理システムは自分の目標にとって無価値で非生産的だと捉えているんです。

ポイント: 内向論理よりも外向論理を優先し、論理システムを無価値で非生産的だと捉える

第8機能 Ti(ILI, SLI)

ILIやSLIは、内向論理を真剣に捉えないタイプです。

他者の発言や仮定の論理的欠陥を指摘することはありますが、過度には行いません。

現実を綺麗な論理体系で正確に表現することは不可能だと考えているんです。

ポイント: 内向論理を真剣に捉えず、現実を論理体系で正確に表現することは不可能だと考える

内向論理のまとめ

内向論理(Ti)は、物事の論理的な整合性や正確さを見抜く機能です。

タイプによって、内向論理への向き合い方は様々で、得意な人もいれば苦手な人もいます。

分析や理論構築において、内向論理は大きな力を発揮しますが、時には現実との折り合いも必要です。

内向論理の特徴を理解することで、自分や他者の思考プロセスをより深く理解できるようになるでしょう。

筆者の見解

内向論理について学ぶことで、本当の意味で「考える」事への重要性を認識しました。

でも、理論ばかりにこだわるのではなく、現実とのバランスを取ることも大切だと思います。

自分のタイプの特徴を理解し、強みを活かしつつ、弱点を補うバランス感覚が求められますね。

内向論理の視点を取り入れることで、より深く物事を理解し、説得力のある議論ができるようになるのではないでしょうか。

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筆者紹介

木村なおき

ソシオニクス歴4年。本業エニアグラムでMBTI®に興味を持つが、権利的な事情で断念。2020年にソシオニクスに出会い独学で勉強。2021年にソシオニクス専門のブロガーさんからソシオニクスの理論を教わり、その後すぐにエニアグラム×ソシオニクスの二刀流でタイプ診断に臨む。

診断実績は200を超える(エニアグラムとセット)

2024年4月に16タイプ相性論の講座を開講したときに、「これ…ソシオニクスでやったほうがよくね!」と気づき、本格的にソシオニクスを取り入れる。

クアドラ診断、タイプ診断、タイプ関係論をセットにすると、日本でいちばんソシオニクスを診断をしてきたい人(他に誰かいたら教えてください)

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