ソシオニクス:ILEとENTPの微妙な違い
ILEの皆さん、こんにちは。
今回は、皆さんが日々感じているかもしれないソシオニクスの課題について、自身の経験を含めて少し掘り下げてみたいと思います。
今回のテーマはILEとENTPの違いですね。
ILEはENTPと違い
ILEは発明家であり、討論者ではない。ENTPは討論者である。
1. プレゼンや対話が得意ではない
ソシオニクスのILEは、次々と新しいアイディアを生み出す発明家として紹介されています。
逆に、16personalitiesの討論者として紹介はされていません。
実際に、ブレインストーミングの段階では元気いっぱいですが、その際にでたアイディアを形にすると、手が止まってしまうことがあります。
なぜか実行フェーズになると、エネルギーが急速に低下してしまうことが多いのではないでしょうか?
例えば、フォーマルなビジネスミーティングや日常的な社交の場では、形式的なやり取りに飽きやすく、アイディアや洞察を話したくて仕方がなくなることがあるでしょう。
しかし、これが周囲の期待にそぐわない場合、落胆し、自分の居場所を見つけるのが難しくなることもあります。
2. 自分の発明に没頭すると、周りが見えなくなる
冒頭でもお伝えしましたが、ILEは、創造的なアイディアを生み出す「発明家」です。
しかし、アイディアを実践する際には、具体的な計画や資源の調整が必要です。目の前のタスクに集中する必要があります。抽象的な思考を好むILEにとっては、予想以上にストレスとなります。
例えば、あるILEの若手経営者が新しいプロジェクトを立ち上げるとき、最初は勢いよくアイディアを出しますが、その後の実務的な調整でつまずいてしまうことがあります。自分の発明に没頭するあまり、周りが見えなくなり、チームメンバーとの連携がうまくいかないこともあるでしょう。
3. コミュ力やプレゼンスキルが課題
自分の弱点を認識し、それを克服するための具体的な取り組みが重要です。
以下の方法を試してみてください:
- コミュニケーション研修:感情表現やビジネスマナーのスキルを磨くための研修に参加しましょう。これにより、フォーマルな場でも適切に対応できるようになります。
- 即興力を鍛える取り組み:ビジネスロールプレイング練習を定期的に行い、急なプレゼンテーションや会議にも対応できる即興力を養いましょう。
- チームとの協調:他のメンバーとの協力を重視し、コミュニティ内での立ち位置を確立するための活動を行いましょう。定期的なチームミーティングやフィードバックセッションを通じて、他人の意見を尊重しつつ自分のアイディアを提案するスキルを磨くことが重要です。
コミュ力やプレゼン力は大事
ILEの皆さんは、たくさんの素晴らしいアイディアを持っていることでしょう。
しかし、そのアイディアを実現するためには、他のタイプの得意な人に頼ることも必要です。相互協力を学べるのが、ソシオニクスの利点です。
ですが、人から協力を獲得するためには、常にコミュニケーションスキルやプレゼンスキルも欠かせないのです。
優れたコミュニケーションとプレゼンテーションがあって、人はあなたのアイディアを理解し、共感し、協力したいと考えてくれます。そのためには、あなたのアイディアをわかりやすく、魅力的に伝えるスキルが必要なのです。
もちろん、ILEに限ったことではありません。ソシオニクスは、単に16のタイプの違いを体系的に理解をしただけで満足するのは勿体ないです。日々のコミュニケーションを通して、お互いの違いを理解して、相互協力を通じて新しい価値を生み出していくところにあります。
最後に、ソシオニクスの理論を学ぶことだけでなく、実際に日々の生活でコミュニケーションを大切にすることが、皆さんの成長と成功に繋がることを忘れないでください。応援しています。
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2024年5月から、主催者:ヤマセミさんのソシオニクススクールでソシオニクスを学ばせてもらっています。また、個人でソシオニクスのテキストを作っています。無料で配布しているので、是非ともLINEオープンチャットにお越しください。
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筆者紹介
木村なおき
ソシオニクス歴4年。本業エニアグラムでMBTI®に興味を持つが、権利的な事情で断念。2020年にソシオニクスに出会い独学で勉強。2021年にソシオニクス専門のブロガーさんからソシオニクスの理論を教わり、その後すぐにエニアグラム×ソシオニクスの二刀流でタイプ診断に臨む。
診断実績は200を超える(エニアグラムとセット)
2024年4月に16タイプ相性論の講座を開講したときに、「これ…ソシオニクスでやったほうがよくね!」と気づき、本格的にソシオニクスを取り入れる。
クアドラ診断、タイプ診断、タイプ関係論をセットにすると、日本でいちばんソシオニクスを診断をしてきたい人(他に誰かいたら教えてください)