第3感情のアクセント(3E)─ 地雷だらけの悲劇のヒロイン・ヒーロー
「感情(E)の要素」から、このボタンを押してきたあなた。
ここは、たぶん、いちばん共感するか、いちばん胸が痛むか、どちらかの記事です。
あなた自身か、あなたが手を焼いた相手か。
心当たり、ありますね。
第3感情、通称3E。
一言でいうと——地雷だらけの、悲劇のヒロイン・ヒーローです。
この人は、自分の感情表現に、底なしのコンプレックスを抱えています。
素直に気持ちを出すのが、怖い。
「好き」の一言が、なぜか言えない。
感情を表に出して、それを否定されたり、笑われたりするのが、たまらなく怖いんです。
なのに、心の底では、誰よりも深く、人と心を通わせたいと願っている。
この矛盾が、3Eの全てです。
恋愛で、これがどう出るか。
素直じゃありません。
好きなのに、そっけない態度を取る。
かまってほしいのに、「別に」と突き放す。
そして、相手が離れていくと、今度は激しく傷つく。
「どうせ私なんて」が、口癖になる。
自分から地雷を埋めておいて、相手がそれを踏むのを、じっと待っている——そういう、めんどくさい健気さが、このタイプにはあります。
そして、いちばんきついのが、試し行動です。
本当に愛されているか、自信がない。
だから、確かめずにいられない。
わざと不機嫌になって、相手が機嫌を取ってくれるか試す。
重い連絡を送って、それでも返してくれるか試す。
恋人は、次々と現れる地雷を、慎重に避けながら、愛を証明し続けることを求められます。
そして、どれだけ証明しても、この人の不安は、翌日にはまた復活している。
要するに3Eは、「愛されたくてたまらないのに、素直に愛を受け取れなくて、自分から壊しにいく人」です。
自分でも、それがわかっている。
わかっていて、止められない。
だから、悲劇なんです。
じゃあ、こんな面倒な人、関わらないほうがいいのかというと——そこは、慎重に言います。
この人の、人と心を通わせたいという願いは、本物です。
そして、その分だけ、愛が深い。
表面のこじれを乗り越えて、この人が「あなたには、素を見せられる」と思えたとき、そこに現れるのは、他の誰にも見せない、剥き出しの、まっすぐな愛情です。
コンプレックスの裏返しは、繊細さと、優しさ。
傷つきやすい人ほど、他人の痛みがわかる。
この人は、あなたが傷ついたとき、誰よりそっと寄り添ってくれる人でもあります。
手のかかる人です。
でも、手をかけた分だけ、深いところで応えてくれる人でもある。
付き合うコツは、試し行動に、いちいち付き合わないこと。
地雷を避けるより、「試さなくても、いなくならないよ」と、態度で示し続けること。
……気の長い話です。
でも、この人が本当に安心したとき、あなたは、手放したくない相手を、手に入れています。
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