第2感情のアクセント(2E)─ 息を吐くように相手を沼らせる共感バケモノ
「感情(E)の要素」から、このボタンを押してきたあなた。
今から紹介するのは、このシリーズで一番モテて、一番怖いタイプです。
心して読んでください。
あなたを沼らせたあの人が、これかもしれません。
第2感情、通称2E。
一言でいうと——息を吐くように、相手を沼らせる共感バケモノです。
この人は、他人の感情を引き出すのが、天才的にうまい。
あなたが何を感じているか、口に出す前に察してくれる。
落ち込んでいれば、絶妙なタイミングで寄り添ってくれる。
楽しいときは、一緒になって、あなた以上に喜んでくれる。
「この人だけは、私をわかってくれる」——そう思わせるのが、恐ろしく上手いんです。
恋愛で、これがどう出るか。
最初は、天国です。
こんなに気持ちを汲んでくれる人、いままでいなかった。
会話が心地よくて、一緒にいると満たされて、どんどん惹き込まれていく。
気づいたときには、もう、抜け出せない。
ここが、2Eの本領です。
この人は、ただ優しいわけじゃない。
相手の感情を引き出し、寄り添いながら、最終的に、その場の空気を、自分の思い通りに支配している。
あなたが「わかってもらえた」と感じているとき、それは、この人が意図して作った”わかってもらえた感”かもしれない。
悪意があるとは限りません。
むしろ、息をするように、自然にやっている。
だから、タチが悪い。
そして、この人が本気を出すと、あなたは、この人の感情の手のひらの上で、転がされ続けます。
優しくされて、突き放されて、また優しくされて。
その揺さぶりで、あなたの心は、この人から離れられなくなる。
自分から沼らせておいて、本人は涼しい顔をしている——それが、共感バケモノの、いちばん罪深いところです。
**要するに2Eは、「あなたの気持ちを全部わかったうえで、その気持ちごと、あなたを支配する人」**です。
優しさが、武器なんです。
じゃあ、この人は、ただの人たらしの詐欺師なのかというと——違います。
そこが、また厄介。
この人の共感力は、本物です。
演技じゃない。
本当に、あなたの気持ちがわかる。
そして、本当に、あなたを喜ばせたいと思っている。
この力が、良い方向に向いたとき、この人は、世界で一番あなたを理解し、支えてくれるパートナーになります。
弱ったときに、これほど心強い相手はいない。
問題は、その力を、あなたのために使うか、自分のために使うかが、この人次第だということ。
天使にも悪魔にもなる人です。
付き合うコツは、この人の優しさに酔いながらも、自分の感情の舵は、自分で握っておくこと。
全部委ねたら、沼の底です。
……とはいえ、あの共感を浴びて、正気を保てって、なかなかの無理難題なんですけどね。
自分の他の要素も、覗いてみたい人は、こちらへ。


はじめてのかたへ
このサイトのサイコソフィアコンテンツは、Afanasyevの理論をもとに、日本語環境での実用的な活用を目的として独自に構成・解説しています。

