第1感情のアクセント(1E)─ 自分の感情だけで世界を塗りつぶす暴君
「感情(E)の要素」から、このボタンを押して飛んできたあなた。
あるいは、「サイコソフィア 感情 強すぎ」とでも検索して、たどり着いたあなた。
どちらにせよ、覚悟してください。
ここは、感情が一番強い人間の、生々しい取扱説明書です。
第1感情、通称1E。
この人を一言でいうと——自分の感情だけで、世界を塗りつぶす暴君です。
この人にとって、自分の内側から湧き上がる気持ちが、世界のすべてです。
楽しければ、全身で楽しむ。
悲しければ、世界が終わったように悲しむ。
腹が立てば、その怒りを、隠すという発想すらない。
感情が、常に、行動より先に出る。
そして、その感情に、周囲を巻き込んで当然だと思っています。
恋愛で、これがどう出るか。想像してください。
この人と付き合うと、あなたの毎日は、相手の感情の天気に支配されます。
相手が上機嫌な日は、世界がバラ色。あなたも幸せ。
ところが、ひとたび相手の機嫌が崩れると、家の中の空気が、氷点下まで下がる。
理由を聞いても「別に」。でも、明らかに不機嫌。
あなたは、なぜ怒っているのかもわからないまま、相手の顔色をうかがって、一日を過ごすことになります。
そして、この人は、自分の感情を「正当なもの」だと信じ切っています。
だから、感情をぶつけることに、罪悪感がない。
泣きたければ泣く、怒りたければ怒る、それであなたがどれだけ振り回されようが、**「だって、そう感じたんだから、しょうがないでしょ」**で終わり。
あなたの都合や、あなたの感情は、この暴君の前では、後回しにされます。
要するに1Eは、「自分の気持ちが世界で一番大事で、あなたの気持ちはそのあと」という人です。
恋人は、感情の王様に仕える、忠実な家臣にされます。
じゃあ、こんな暴君、関わるだけ損なのかというと——そうとも言い切れないのが、厄介なところです。
この人の感情は、生きています。
嘘がない。
楽しいときは、心から楽しい。
あなたを好きなときは、全身全霊で好き。
その熱量は、感情を殺して生きてきた人間には、まぶしいほど本物に映ります。
この人と一緒にいると、忘れていた「心が動く」という感覚が、戻ってくる。
計算も打算もない、剥き出しの愛情を浴びる快感は、この暴君にしか与えられないものです。
嵐のような人です。
振り回されて、疲れ果てて、それでも、この人の隣の鮮やかさが忘れられない。
そういう相手。
付き合うコツは、たった一つ。
この人の感情の嵐を、天気だと思うことです。
台風にいちいち腹を立てても、しょうがない。
過ぎるのを待って、晴れたらまた笑う。
……まあ、それができるくらいなら、最初から苦労しないんですけどね。
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