16タイプ診断：ENFPのシャドウ(影の人格タイプ)とは？

今回のシャドウ診断の結果、
あなたの基本タイプはENFP…
シャドウタイプはINFJになりました。
シャドウは、私たちの影の部分を表します。今回のシャドウタイプが、あなたのタイプにどのように影響するのかを、心理機能をベースに見ていきましょう。

ENFPのシャドウはINFJ

ENFPの皆さん、ストレス時に自分を見失ったことはありませんか？

いつものようにアイデアを出しても、周りから受け入れてもらえないような気がする…という状態を経験したことはないでしょうか？

それは「シャドウタイプ」が現れているサインかもしれません。

ENFPのシャドウタイプは「INFJ」です。

INFJは、人間関係の調和を大切にし、直観的に未来を予測するタイプです。

例えば、普段は楽観的で自由奔放なあなたが、急に悲観的になったり、人間関係にこだわったりするのはシャドウタイプの影響。周りから「いつもと違う」と言われたら、要注意です。

シャドウタイプを理解することで、ストレス時の自分をコントロールできるようになります。自分らしい個性的な人生を送るためにも、ぜひシャドウについて学んでいきましょう。

ENFPがストレスを感じると…

INFJのような行動をとるようになります。ExxPのタイプは内向的で判断的なIxxJに変化するのです（無意識で）。

普段のENFPは、自分の直感を信じて可能性を追求するタイプ。

でもシャドウ状態になると、内なる理想にこだわるあまり柔軟性を失います。自分のアイデアに自信が持てなくなり、周りの反応ばかり気にするようになるのです。

例えば、いつも自分らしさを大切にしているあなたが、同じようなタイプの人の成功を妬むようになるのは、シャドウタイプが現れている証拠かもしれません。

ENFPの影の人格（ペルソナ）にコントロールされてしまうのです。

自分のパーソナリティに自信が持てず、心の問題から逃げるために表面的な楽しみばかり追いかける。

せっかくのユニークさを発揮できないまま、自分を見失ってしまうことにもなりかねません。

ポイント
– ENFPのシャドウタイプはINFJ
– ExxPは、ストレス下ではIxxJに変化する（無意識で）
– 周りの反応を気にするあまり、自分のアイデアに自信が持てなくなる
– INFJの影の人格（ペルソナ）にコントロールされてしまう
– 心の問題から逃げ、表面的な楽しみばかり追いかけるようになる危険性がある

第五機能（対立者）：内向直観が外向直観を攻撃する

ENFPがINFJになると、内向直観：Niが優位になり外向直観：Neを抑圧します。

その結果、ネガティブな未来しか想像できなくなり、その上に新しい可能性を示すことができなくなります。

普段のENFPは、外の世界に無限の可能性を感じ、ワクワクしながら新しいことにチャレンジします。

でもストレス下では、内なる不安が頭に囚われ、失敗する未来が見えます。

自分のアイデアは大したものではない！と自己否定に走り、自らの才能を潰しにかかります。

例えば、ENFPのあなたが、高校生時代に、クラスメイトとの人間関係が上手くいかなかったことを経験をしたとします。

その後、大学に受かったとします。派手に大学デビューを試みて、色々なサークルに顔を出します。

しかし、過去の経験に引っ張られ、「きっと、何か新しいことをしたら浮くんだろうな…」という絶望未来が見えてしまい、何をするにも躊躇します。

勿論、それは勝手な思い込みです。本来のENFPは過去の出来事よりも未来の可能性を指向しますが、シャドウファンクション・内向直感：Niの影響により、失敗する未来を暗示させるのです。

ポイント
– 内向直観が優位になり、外向直観が抑圧される
– ネガティブな未来しか思い浮かべられなくなり、可能性を信じられなくなる
– 自分のアイデアが受け入れられないのではと、先回りして自分を否定する
– 周りから否定されていると感じるのは、実は自分で勝手に否定しているだけ

第六機能(毒親)：外向感情が内向感情を攻撃する

INFJのシャドウ状態では、外向感情の影響力が強まることで、内向感情が制限されます。

人の機嫌を伺うことをモットーとして、自分の気持ちを置き去りにするのです。

内向感情：FiユーザーであるENFPは、自分の感情に素直に従うことで、その結果として、周りとの関係もより良くしていく資質を備えています。

しかしシャドウ状態では、人に気に入られることを最優先として、表向きは誰とでもフレンドリーに接していますが、心の中では孤独・寂しさ・自己無能感を感じやすいのです。

実際に、ENFPは、何らかの形で主役になりたいと心の底で願っています。しかし、現実的に存在感の薄いと感じたら、人に気に入られることでしか、自分を表現できなくなります。

加えて、外向感情：Feに囚われている人たちに対して、自分の気持ちに従って生きることを説きますが、その言葉に重みはありません。

ポイント
– 外向感情が優位になり、内向感情が抑圧される
– 人の機嫌を取ることに必死になり、自分の感情を無視してしまう
– 誰とでもフレンドリーに振る舞うが、心の中では寂しさを感じている
– 自分が主役になれないもどかしさを感じ、存在感の薄さに悩む

第七機能(トリックスター)：内向思考が外向思考を攻撃する

INFJのシャドウでは、内向思考：Tiが暴走し、外向思考を圧倒します。
人生の問題に直面しても、思考停止状態になり真剣に向き合おうとしなくなるのです。

ENFPは普段、柔軟に物事を捉えながら、状況に合わせて適切に判断していけます。

しかし、シャドウの支配下では、ネガティブな現実から目を背けるために、「何とかなる！もっと気楽に行こう！」楽観的に構えることで自己防衛を測ります。

危機的な状況でも深く考えようとせず、楽しいことをして紛らわせばいいと思い込む。

でもそれは火の無いところに煙は立たぬ、ゆでガエルの状態。いつの間にか自分の居場所を失ってしまうのです。

これは、内向思考：Tiが暴走している証拠かもしれません。

ポイント
– 内向思考が暴走し、外向思考が抑圧される
– 人生の問題に直面しても、真剣に向き合おうとしなくなる
– 辛い現実から逃げるために、楽観的になり過ぎる
– その場しのぎの解決策を求め、問題の本質から目を背ける
– ゆでガエルの状態になり、自分の居場所を失っていく

第八機能：外向感覚に怯える（悪魔/守護神）

INFJのシャドウ状態では、最も苦手な外向感覚が暴走します。
現実世界と向き合うことが恐ろしくなり、空想の中に逃げ込むのです。

ENFPは通常、五感を通して得た情報をもとに、柔軟にアイデアを膨らませていきます。

しかしシャドウ状態では、想像上の幸せを求めるあまり、目の前の現実がアウトオブ眼中になります。

その結果、リアルな人間関係を築く事に恐怖感を感じて、自らドアスラムをするかもしれません。

人の目を見て話せなくなる、約束を守れなくなる。不誠実な印象を与えてしまい、生きづらさが増していきます。

外向感覚：Seが暴走するせいで、現実世界から退いていきます。その世界に、ENFPが本来求めているキラキラもワクワクはなく、絶望のどん底と言えるでしょう。

ポイント
– 最も苦手な外向感覚が暴走する
– 現実世界と向き合うことが恐ろしくなり、空想に逃げ込む
– 想像上の幸せを求めるあまり、目の前の現実から目を背ける
– 人の目を見て話せなくなるなど、不誠実な印象を与えてしまう
– 現実世界への不適応が進み、生きづらさが増す一方になる

劣等機能（アニマ/アニムス）の克服

ENFPの皆さん、ストレス時のシャドウ状態から抜け出すには、普段使わない内向感覚を意識的に鍛えることが大切です。

今この瞬間の現実をありのままに受け止める習慣をつけましょう。日常のささやかな喜びに感謝すること。実は今のあなたは、十分幸せで満たされているはず。その事実に気づくために、謙虚に素朴に生きることを心掛けてみてください。

地味に見える人ほど、実はその人なりのやり方で充実した毎日を送っているものです。

外の基準に惑わされず、自分の人生を歩んでいきましょう。

ポイント
– 劣等機能の内向感覚を意識的に鍛える
– 今この瞬間の現実をありのままに受け止める習慣をつける
– 日常のささやかな喜びに感謝し、今の自分は幸せだと気づく
– 謙虚に素朴に生きることの大切さを知る
– 地味な人ほど、その人なりのやり方で充実した毎日を送っている

ENFPのシャドウタイプについて、理解を深められたでしょうか。ストレス時は、自分らしさを発揮しづらくなるかもしれません。でもそこには、きっと成長のヒントが隠れているはず。今を大切にする心を忘れずに、一歩ずつ前に進んでいきましょう。ENFPのあなたにしか生み出せないアイデアがあります。どうか自分を信じて、最高の人生を創り上げてくださいね。