ENTJ|16性格タイプ×8つの心理機能編。ユング心理学に基づいて徹底解説
ペルソナ診断を受けてくださいまして誠にありがとうございました。
今回のテストの結果、あなたはENTJが出ました。
ENTJ自認は、一言でいうなら、「目標を達成したい!でも、何をしても満たされない」です。
その結果、山は登りきるのに、登った先で人の心が離れ、自分まで空っぽになる…。
ゴールが見えると、そこへの最短距離を引きたくなる。停滞が、どうにも我慢ならない。
気づけば、人を巻き込んで前へ進めている——そんな心当たりはありませんか?
その奥にあるのは、「描いた目標を、何としても達成したい」という欲求です。
本記事では、ENTJ自認(ペルソナENTJ)と実際のENTJの違いについて見ていきます。
もし、この記事を読んで、あなたが本当のENTJなら、どうやって自分を動かすか?のヒントをたくさん得られるでしょう。
山は、登れる。登った先で、空っぽになる。
ENTJは、目標を立てさせたら、天下一品です。
ゴールを定め、逆算し、無駄を削ぎ、人を配置し、最短で頂上へ運ぶ。そして実際、登り切ってしまう。
問題は——登り切った、その瞬間に訪れる、奇妙な静けさです。
「やった」。……「で?」。
あれだけ欲しかったはずの頂上で、なぜか、何も感じない。達成感は一瞬で蒸発し、ENTJはすぐに、次の、もっと高い山を探し始める。やるべきことは、完璧に分かる。けれど、自分が本当はやりたいことは、分からない。だから、とりあえず一番高そうな山に登る。登り続ける。空っぽのまま。
もう一つ、厄介なことがあります。効率を追えば追うほど、人の心が、静かに離れていくのです。ENTJの判断は、たいてい正しい。正しいからこそ、相手の「気持ち」を後回しにする。「で、それやる意味ある?」の一言で、相手のやる気を、知らないうちに刈り取っている。気づけば、成果は出ているのに、周りが冷えている。
恋でも、これが出ます。ENTJは、パートナーすら「最適化」しようとする。相手のためを思って、改善点を的確に指摘する。正論で。けれど相手が求めていたのは、解決策ではなく、ただ「うん、わかるよ」の一言だったのです。そして別れ際、ENTJはたいてい、本音を言えない。寂しい、という三文字が、どうしても口から出ない。強いふりをして、一人で平気な顔をしている。本当は、心の底で、誰よりも分かってほしいのに。
ここまで読んで、笑いながらどこか痛かったなら——それは、あなたが冷たい人間だからでは、ありません。
そういう、心の仕組みなのです。
ENTJの心の仕組み
あなたの心は、八つの部品でできています。あなたを動かしているエンジンの、設計図です。
表の四つ。成果と効率で道筋を作る力、外向思考(Te)。その先の未来像を内側で描く力、内向直観(Ni)。この二つが、ENTJの推進力です。次の二つで、雲行きが変わる。先を読みすぎて、瞬発力や現場感覚に欠ける外向感覚(Se)。そして——自分にも他人にも本音にフタをして、気持ちに鈍くなる内向感情(Fi)。あの「登った先で空っぽ」の正体は、こいつです。
奥の四つが、弱ったときに暴れ出します。細かい理屈や抽象論に苛立つ内向思考(Ti)。飛躍した発想に不安と怒りを覚え、不信感を抱く外向直観(Ne)。前例や積み重ねを軽視する内向感覚(Si)。そして一番奥、人と感情を分かち合うことを恐れる外向感情(Fe)——なのに、心の底では、ずっとそれを求めている。
お気づきでしょうか。あの登頂後の空虚は、あなたに欠陥があるからでは、ありません。心の仕組みが、ただそう動いているだけなのです。
そして、ENTJと一括りにしても、どの部品が、どんなときに空虚を呼ぶかは、一人ひとり違います。そこを知らないかぎり、もっと高い山を、永遠に登り続けることになる。なる人は、ですが。
ENTJが無双する日
ENTJの伸びしろは、次の、もっと大きな目標の中には、ありません。その目標が、本当に自分の望みなのかを、確かめること。それだけで、ENTJは化けます。
弱くなれ、という話ではありません。ENTJがそうなったら、ただの優柔不断です。推進力は全開のまま、足りない“本音との一致”だけを、足すのです。
一つ。「これは、本当に自分が欲しいものか?」を問う時間を、予定に組み込む。スケジュールに入れない問いを、ENTJは永遠にやらないので。
二つ。達成へ走り出す前に、自分と相手の感情を、一度だけ確認する。
三つ。心が本当に乗った目標を一つ選び、そこに、あの全推進力を注ぐ。
本音と一致したENTJは、成果を出すだけでなく、人がついてくるリーダーになります。冷たい有能から、熱を持った司令官へ。登った頂上で、もう空っぽにはならない。最強の推進力に、確かな「行きたい場所」。この二つがそろったENTJは、無敵です。
なお、もし身近にENTJがいるなら。命令で動かそうとしては、いけません。「あなたは、本当はどうしたい?」と、一度だけ問うてみてください。その人が、自分でも忘れていた答えを、思い出すかもしれません。
その“操縦法”を、あなた専用に
ここまでは、ENTJという「型」の話でした。
ですが、同じENTJでも、本当に登るべき山がどれか、奥の四つのどれが空虚の引き金になっているかは、一人ひとり違います。
その一人分の操縦法——八つの部品を、あなたの人生の言葉に翻訳した“設計書”——を一緒に作るのが、セッションです。
16タイプ単体コース
八つの心理機能を軸に、自分の「動かし方」と、本音と一致した目標の立て方を設計します。まず、操縦法だけ手に入れたい方へ。
エニアグラム連携コース
「何が空虚を生むか」に、「なぜ・いつ」を重ねます。あなたが本当に欲しいものの、その根っこにある欲求まで掘り下げたい方へ。
登る力は、もう十分すぎるほど、持っています。
あとは、本当に登りたい山を、見つけるだけ。

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