ENFPと相性の良いエニアグラムのタイプを3つ紹介

先日、2023年はENFP氏からお仕事をたくさん頂け、無事生きて行けそうです。

起業界隈はENFPが多すぎです。(笑)

今回は、ENFP氏にお礼を含めて、外向、内向、感情、知覚の4つをエニアグラムの深い洞察と組み合わせ行く記事を書きました。

16タイプにエニアグラムのエッセンスを取り入れると、ENFPのグラデーションが無限に広がっていきます。

それでは行きましょう!

ENTPと相性の良いタイプ

ENFPと特に相性が良いとされるエニアグラムのタイプは、タイプ7、タイプ4、タイプ2です。

以下、それぞれのエニアグラムのタイプの傾向や特徴を詳しく説明します。

ENFP×タイプ7:熱中する人

ENFP×タイプ7の人々は、前向きで楽観的、多彩な興味を持ち、新しい経験や冒険を求める傾向があります。ENFP×タイプ7は、退屈を嫌い、ポジティブな環境を求めます。ストレスやネガティブな状況から逃避することがある一方で、そのエネルギッシュな性格はENFPの活動的な性格とよく合います。

  • 外向(E):新しい経験や冒険を求めるエネルギッシュな性格で、周囲とのコミュニケーションを楽しむ。社交的な場面での活動やコミュニケーションが得意
  • 直観(N):多彩な興味を持ち、直感的に新しいことに挑戦する。物事の背後にある可能性や意味を捉えるのが得意
  • 感情(F):常に前向きで楽観的な感情を持ち、ポジティブな環境を好む。ストレスやネガティブな状況から逃避し、快楽を追求する
  • 知覚(P):変化や新しい状況にも柔軟に適応する。退屈や制約を感じると、新しい活動や興味へと移行することで柔軟に対応できる

ENFP×タイプ7は、新しいプロジェクトやアイディアに積極的です。

転職や新しい仕事の環境において、新しいプロジェクトやアイディアに対して非常にエネルギッシュに取り組みます。チームや仲間とのコミュニケーションも活発に行い、新しいチャンスを積極的に追求する傾向があります。

以下の状況のときにENFP×タイプ7はイキイキするでしょう。

  • 多彩な興味を追求: 複数の業界や役職に対しての興味を持ち、多様な分野を検討。何事においても、自身の幅広いネットワークを活用して情報収集ができると最強でしょう。
  • 己の感情や直感への確信: 転職や働き方の選択をする際に、自分の感じる情熱や直感を優先します。

逆に、過度な選択肢の追求すると、決断を下すのが難しくなります。内側の感情機能が発達していなければ、適切に判断が難しく、行動に移すのが遅れることがある。一方で、リスクを軽視し、すぐに結果が出ると楽観的に考えてしまうため、計画的は苦手かもしれません。

状況が悪くなれば、現実から逃避することも考えます。特に、現在の職場や環境においてストレスや不満を感じると、それを直接解決するよりも、新しい環境や興味へ移ることになるでしょう。

ENFP×タイプ4:個性的な人

ENFP×タイプ4の人々は、深い感受性と独自性を持ち、自分のアイデンティティを大切にします。エニアグラムのタイプ4は、他人とは異なる独特の美的感覚や感情の深さを持っています。よって、タイプ4の独自の視点や感性とENFPの直感的でクリエイティブな性格は、相互補完的な関係を築きます。

この相互補完が上手く機能するかは非常に大事かもしれません。

ENFP×タイプ4が活発なとき

  • 外向 (E):新しい人々や環境に興味を持ち、独自の視点や感性を共有して、他者との深い関係を築く。誰に対しても自分の独特な感受性や視点をオープンに表現したい気持ちがある
  • 直観 (N):他者との関係や世界の流れを直感的に感じ取れる。物事の背景に意味や感情をキャッチして、独自の視点やアイディアが思い浮かぶ。創造的に世界の問題を解決する
  • 感情 (F):深い感受性を持ち、他者の感情や心の動きを捉えて、物事を判断する。自分の感じる感情を信頼して言語化する
  • 柔軟 (P):内向的なタイプ4と比べても、自分の感情にはこだわらず柔軟にとらえる。新しい環境にも適応しやすい

ENFP×タイプ4が不活発なとき

  • 外向 (E):独自の感受性や視点が理解されないと感じると、自己表現を控える。みんなの前で何も話さなくなる(引きこもり
  • 直観 (N):過度に自分の感じる直感や感情に囚われ、現実の状況を見失う(現実逃避
  • 感情 (F):深い感受性が原因で、他者の批判や拒絶を強く受け取る。独りで感情の乱れを起こす(自爆)
  • 柔軟 (P):あまりにも柔軟すぎる考え方が方向性を見失わせる要因になる(人生迷子

ENFP×タイプ4の人々は、その外向性ゆえに、自分の独自の感性や視点を積極的に外に向けて表現しています。自分の感性や気持ちを周囲と共有したい気持ちがあり、人に期待しすぎる傾向があります。他者が、自分の期待に応えてくれなければ、そのエネルギーは内側に向かい、健全度が落ちてきます。

健全なタイプ4は自分の内面の深さと独自性を大切にしつつ極めて社交的・外向的です。自分の感じる感情や考えを自然に外に向けて表現し、他者との関係を深めていきます。独自の視点や感性を積極的に共有し、周囲とのコミュニケーションにおいてもオープンです。

ENFP×タイプ4は自分と他者との間にバランスを取りながら、人々との関りを心の底から楽しんでいます。

一方、不健全なタイプ4/通常のタイプ4は、自分の感受性や感情に深く囚われています。自分の内面の世界にみ没頭して、皆の前での自己表現が難しくなります。この状態が続くと、自分の感じる感情や考えに強く囚われてしまい、外の世界との関わりが希薄になり、自分の独自性や個性を育てる機会を自ら潰す結果になります。

不健全な無限ループに陥ります。

ENFP×タイプ2:助ける人

最後に、エニアグラムのタイプ2の人々は、他人を助けることに喜びを感じ、愛と承認を求める性格です。

タイプ2は、他人との関係を深く築くことを喜びとしています。ENFP×タイプ7の意識が「これからの楽しさ」に向かうのなら、ENFP×タイプ2の意識は、目の前の人への「気持ちや関係」に向かうでしょう。

そんなエニアグラムのタイプ2とENFPの特徴については以下の通りです。

  • 外向 (E):人々との関わりを求め、その中で他者のニーズや要望に応えることを喜びとします。積極的に助けを提供することで、自分の存在価値を見出します。キーワードは他者貢献です。
  • 直観 (N):自分の気持ちよりも、他者の感情や価値観を直感的に読み取る能力が極めて高いです。言葉にされる前に感じ取りアクションを取れるため、本人は外向感情(Fe)を使っているような感覚になりますが、本当に動いているのは外向直観:Neです。
  • 感情 (F):深い共感力を持ち、他者の感情や苦しみに敏感に反応できます。自分の気持ちが強く動いたときに、相手のために必要なサポートを提供できます。(但し、嫌いな相手には何もできません)
  • 知覚 (P):他者のニーズや状況に柔軟に応じます。その場で、最も適切な方法でのサポートが何かを判断できます。

ENFP×タイプ2の人々は、外向×直感の性質を活かして、他者の感情やニーズに敏感にできます。

特に、他者のために行動することを喜びとし、そのサポートや助けることにより、自分の存在意義や価値を見いだしていきます。ENFP×タイプ2は、他者との深い関係を築きながら、自らの感情や直感を活かして、柔軟に動く事ができます。

他者との関係や調和を重視すると背景から、ENFP×タイプ2の性質は、グループに対して積極的にサポートや助けを提供することで、自らも活性化するでしょう。

日本の社会やコミュニティにおいて、ENFP×タイプ2の人々はその独自の感受性や共感力を活かし、周囲の人々との関係を深める役割を果たすことで、活躍の場は自然と広がります。特に、特に、他者との繋がりや関係性を重視する日本社会・日本文化の中で、ENFP×タイプ2の特性は極めて価値があると考えられます。

但し、この組み合わせには大きな欠点があります。

ENFP×タイプ2自身がキャパオーバーとなり、精神的な負担が増えて、潰れる…

特に、周囲の人々からの期待や依存が増えると、ENFP×タイプ2の人々はすべてに応えようとして、たくさんの人々との関わりを持ち続けることになります。その結果、自分自身のニーズや感情を犠牲にしてしまい、気づかず疲れやストレスが溜まっていくことがあります。

長期的にこの状態が続くと、ENFP×タイプ2の心身はパンクしてしまい、自分自身の感情や状態を適切に管理できなくなります。

ENFP×タイプ2の人々は、他者との関わりやサポートを通じて多くの満足感や喜びを得ることができますが、同時にそのバランスを保つことが非常に重要です。

是非とも、自身のケアやリフレッシュの時間も大切にしながら、適切な配分で他者との関わり、持続的に活力を維持することが鍵となるでしょう。

16タイプとエニアグラムの連携

最後まで読んでくださりありがとうございます。

16タイプは、あなたの考え方や行動のパターン、コミュニケーションスタイルを明確にし、どのような環境や役割が最も合っているのがわかります。一方で、エニアグラムは、あなたの深層心理-欲望、恐れ、無意識のパターン-に基づく動機を「見える化」してくれます。

ENFPのあなたは、外向的で直観的、感情豊かで柔軟な思考の持ち主です。この特性はあなたの魅力であり、多くの人々との関係構築や創造的なアイディアの発想において強みとなります。しかし、これらの特性だけでは、自分の心の奥底や深層心理を完全に理解するのは難しいことも。

特に、ENFPは、自身の外向(E)、直観(N)、感情(F)、知覚(P)の要素をエニアグラムで補完することで、以下のことが理解できるようになります。

  • 自己理解の深化: ENFPの特性とエニアグラムのタイプが示す深層心理との関係を知ることで、自分の気持ちや他者との接し方がつかめるようになる
  • 感情のコントロール: エニアグラムが示す欲望や恐れを理解することで、日常の感情の起伏や対人関係の課題に対しての視点や答を得ることができる
  • 人間関係の向上: 他者との関わり方やコミュニケーションのスタイルを理解して、柔軟に調整するヒントやツールを手に入れることができる
  • キャリアの方向性の確認: 自分の深層心理(恐れ、欲求、無意識のパターン)を知ることで、自分が満足いくキャリア選択や働き方の発見ができる

今回紹介したのは、全体の一部です。エニアグラムでは9タイプ、サブタイプを含めると18タイプ…トライタイプまで含めると、そのパターンは162タイプあります。このパターンを16タイプと組み合わせることで、完全にあなただけのオリジナルタイプが作れるようになります。

是非とも、16タイプとエニアグラムを連携させ、16タイプの外向(E)、直観(N)、感情(F)、知覚(P)の解像度を上げてみてください。それは、自己理解を超えた、自己確信になるでしょう。