16の性格タイプ-DCNHの4つのサブタイプ

この記事では、16の性格タイプのDCNHサブタイプについてお伝えしています。

いきなりですが、16Personalitiesをはじめに16タイプ関連の性格検査を受けて、このような疑問は思い浮かびあがりませんでしたか?

なんで同じタイプなのにみんな違うの?と。

例えば、同じINFPの人でも複数人集まれば、全然別人です。自分と同じタイプの人に出会ったときに、自分のタイプ判定に自信を持てなくなる人をたくさん見ています。

2023年になって本格的にエニアグラムセッションで16タイプを扱うようになってから、お客様からこんな相談を頂くようになりました。

私って本当にINFPなんですか?友人が自分をINFPだと言ってきて…私とだいぶ違うんです?もしかしたら他のタイプなのでしょうか?

迷えるINFP-タイプ4

そんな同じタイプなのになぜこんなにも違の!と悶々としていたら、是非とも16タイプのサブタイプを取り入れてください。

もくじです。

DCNHサブタイプの4タイプとは?

UCLA(カリフォルニア大学)で心理学と人文学の権威であるDario Nardi博士によるサブタイプ理論です。
16タイプの脳の活動社会的役割を意識したうえで、どのように適合するかを明らかにします。

今回紹介する4つのサブタイプと16の性格タイプを合わせると、そのパターンは64タイプになります。

DCNHサブタイプの原型

サブタイプの原型は、ロシアの16タイプ:ソシオニクスの権威であるグレンコ先生のソシオニクスのサブタイプに基づいております。

  • 個人の脳の機能や特性に基づいて定義した(脳科学とは検証中)
  • それぞれのタイプが好む特定の社会的役割から導き出す(後天的影響を含む)
  • Dominant-Creative-Normalize-Harmonizeの4つに分類

各タイプのもつ潜在的な強みや知覚・判断の動きを詳細に表現してくれます。

16の性格タイプとの違い

16の性格タイプは、個人の認知スタイルや行動傾向を表しているのに対して、DCNHサブタイプは16の性格タイプの各タイプが社会的なコンテキストでどのように機能するかを教えてくれます。

16の性格タイプDCNHサブタイプ
外向/内向活力の根源は外向か?内向か?外向/内向との関りを通してのどのような活力を得るか?
感覚/直観情報を知覚するときは感覚を頼るか?
それとも、直感を頼るか?
感覚/直観を通して、どのような情報を好んで取り入れるか?
思考/感情判断を下す時に頼るのは…思考か?感情か?思考/感情を通して、どのような判断を好むか?
Dominant的な判断
Creative的な判断
Normalize的な判断
Harmonize的な判断
判断/知覚外界に対する態度は判断的か?知覚的か?どのような外界=社会で判断/知覚機能が活性化するか?

16の性格タイプは、ユングのタイプ論をベースに、個人の基本的な認知スタイルを表しているのに対して、DCNHサブタイプは個々のタイプが社会的な役割や関係において、どのように振る舞うかを教えてくれます。

例えるなら、16タイプは、右利きか?左利きか?は教えてくれますが、右手(左手)をどのように使いたいかは教えてくれず、「それは人それぞれだよ」「あとは独自で考えて」で終わりがちです。(勿論、この右利き、左利きは心理機能まで行うと奥が深く価値はあるのですが…)

サブタイプは、各性格タイプによって予測される行動のバリエーションを説明します。したがって、サブタイプは性格の補完的な側面を捉え、個人が特定の役割や状況に適応する方法になれば、これ以上に嬉しいことはありません。

■ドミナント

ドミナントタイプは、自身が設定した目標に向けて積極的に行動をすることで、グループのリーダー的な役割を得意とします。誰よりも先に目の前の問題を解決することを重視して、自分が率先して動きます。そのため、主導権を得ようとする態度が目立つかもしれません。

比較的男性に多いタイプであり、場をリードして多少無理をしても欲しいものを手に入れようとします。

ドミナント/外向と内向

  • 外向:E-積極的にコンタクトを取るプロデューサー気質が強い
  • 内向:I-ビジネスモデルや企画を作り、人々を巻き込んでいく

それではドミナントの役割についてみていきましょう。

仕事で好む役割

職場での役割や態度

  • リーダーや管理職としてチームを率いる
  • 積極的にキャリアアップや高い地位を目指す
  • 主体的に行動をして、皆を引っ張ることを好む

仕事の取り組み方

  • 結果を非常に重視し、目標達成のために前進し続ける
  • 競争を楽しむと共に、ルールを理解し、それに沿って行動する

対人関係での役割

グループや対人関係での役割

  • 問題に直面した際、迅速に行動を起こし、解決策を示す
  • 批判や失敗に対しても動じない強さと柔軟性をもつ

コミュニケーションスタイル

  • 時に強引な方法で目的達成に尽力しながらも、他人の意見には耳を傾ける。(関係を良くするために努力する)
  • 自分の地位や影響力を大切にして、その範囲を拡大していく(ISFP/INFP/ISFJ/INFJでも、そのようなグループに身を置く)

恋人やパートナーと一緒にいるとき

  • 活動を決めたり、一緒に何かをする際には、自分がリードすることが多い。
  • 一緒にいる時は、お互いの意見を尊重する(相手にも相応の手応えを求める)

16タイプ×ドミナント

※色付きの部分だけ記事作成しました。色なしの部分についてはしばしお待ちください。

■クリエイティブ

クリエイティブは、グループに新たな風をもたらすことを重視し、グループの交流とお互いの創造性を活かす役割を得意とします。外向内向問わず、エネルギッシュな人が多く、新たな体験や発見を楽しむ一面が強いです。何事に対しても心が開かれていて、周りの人々や環境から多くを学び取り、自己成長につなげる能力を持っています。

外向のクリエイティブは、大勢の人々と積極的に関わる傾向があります。内向型のクリエイティブは、自分の中で確固たる「理想の世界」を描き、人々を自分の世界に引き入れていきます。

クリエイティブ/外向と内向

  • 外向:E-人と関わりながら、刹那刹那で新しいアイディアを伝えていく
  • 内向:I-内側で自分の理想の世界をしっかりとイメージしてから働きかける

それではクリエイティブの役割についてみていきましょう。

仕事で好む役割

職場での役割や態度

  • 自分の裁量や自由を大切にして、創造的に動く
  • オープンな態度で新しい仕事を作り出す側に回る

仕事の取り組み方

  • 内外を通してたくさんの人と関わり、新しい価値を生み出す
  • 常に楽しい未来を見据えて、周囲の人に影響を与える

対人関係で得意とする役割

グループや対人関係での役割

  • 人との交流やネットワーキングに積極的で、新しいアイデアを共有することが好きである。
  • 他人との関わり合いで、革新的なアプローチを取り、トレンドを作ることがある。

コミュニケーションのスタイル

  • 様々な場所を足を運んで、新しい経験を積極的に求める。
  • 伝統や因習を守るよりも、変革を求めるため時に反逆的な態度をとる(本人は自覚がない)

恋人やパートナーと一緒にいるとき

  • パートナーとの時間を楽しみ、共に新しい発見や冒険を重視する。
  • 二人の関係で、自分の表現や共有する楽しみを大切にする。

16タイプ×クリエイティブ

※色付きの部分だけ記事作成しました。色なしの部分についてはしばしお待ちください。

■ノーマライザー

ノーマライザーは、安定と一貫性を重んじ、家庭や職場で確固たる地位を築く番人としての役割を得意とします。自身に課された目標、自身が必要だと判断した役割に対しては、忠実に取り組みます。新しい方法よりも、慣れ親しんでいるアプローチを好みます。プライベートでは、新しい体験に対してもオープンになります。色々と学ぶ機会を求めているからです。

ノーマライザー/外向と内向

  • 外向:E-周囲の動きを絶え間なく観察を通して、自分が何を求められているかを確かめている(人の意見を気にする)
  • 内向:I:内側での洞察や検証を通して、自分が人ような役割を担えているかを自問自答する傾向がある(自分のレベルチェックをする)

それではノーマライザーの役割についてみていきましょう。

仕事で好む役割

職場での役割や態度

  • 仕事の進め方から時間管理などの安定を重視する
  • 専門性や確実性、地位、待遇など見えるものに関心をもつ

仕事の取り組み方

  • 目標を確実に達成するために、慎重に、徹底的で、詳細に進める
  • 自分の役割に忠実になり、前例がある方法で仕事を進める

対人関係で得意とする役割

グループや対人関係での役割

  • エキスパート・プロフェッショナルなど専門職を目指す
  • 周囲の動きと動向を観察して、情報を得ようとする

コミュニケーションのスタイル

  • 社会性を重んじる、波風立てないよう振舞う
  • 影で努力はするが、その努力を認められたい気持ちを内に秘める

恋人やパートナーと一緒にいるとき

  • 原則、安定・平穏な日々を求める。愛情や情熱を表現することは少ない
  • 安定や平穏が担保されたうえで、新しい旅行・体験を通して気づきを必要とする

16タイプ×ノーマライザー

※色付きの部分だけ記事作成しました。色なしの部分についてはしばしお待ちください。

ハーモナイザ―

深い共感力と1対1の関係を重視します。人との密接な関係を求めて、裏方でサポートする役割を好む傾向があります。非言語コミュニケーションに敏感で、言葉を介さずとも多様な文化の人々とも柔軟に交流できます。他者との関係を通して自己成長と他者理解を重視することを望んでいます。

ハーモナイザ―/外向と内向

  • 外向:E-目の前の人の気持ちや感情に意識を傾ける。その人のために何をしてあげらるかを考える
  • 内向:I-相手の気持ちを自分事のように捉える。「もしも、私が同じ立場だったら…」と想像する

それではハーモナイザ―の役割についてみていきましょう。

仕事で好む役割

職場での役割や態度

  • 人と一対一で深く関わる個人的な役割を担うことが多い。
  • 瞑想の技術や人を助けるスキルを仕事で活用することがある。

仕事の取り組み方

  • 矢面には立たずに、裏方でみんなを支える役割を好む
  • 組織内では、顧客サポートや連携役として活動することを好む

対人関係で得意とする役割

グループや対人関係での役割

  • 相手の仕草・言動に注意を払う(身体の動き、言葉や声のトーン、表情の変化)
  • 想像力と推論力を使って、相手が足りない部分を見極めてフォローする

コミュニケーションスタイル

  • 共感的×協調性があり、他者のニーズに柔軟に対応する(人に合わせる)
  • 異文化やい職種の人々とも上手に付き合える(人間関係で悩むことはあまりない)

恋人やパートナーと一緒にいるとき

  • 親しい相手ほど、自分を表現するのが苦手(本人も自己矛盾を抱える)
  • お互いの関係を通して自分の感性や独自性を引き出してもらう事をひそかに期待している

16タイプ×ハーモナイザー

※色付きの部分だけ記事作成しました。色なしの部分についてはしばしお待ちください。

まとめ×今後の記事作成について

最後まで読んでくださりありがとうございます。2023年までに行うと決めていたシャドウファンクションの記事が終わらないまま、2024年からDCNHサブタイプの記事作成をすることになりました。リアルタイムな情報は、X:旧Twitterのアカウントやスペースを通じて配信していきます。

ブログ読者様へ

サブタイプの記事は仕事の合間をみつけて、小まめに作成していきます。2024年の4月末までにS型のサブタイプまでは公開できる状態を目指しています。

今しばらくお待ちください。

講座参加者・お客様各位

16タイプの講座やグループセッションでサブタイプの質問は受け付けております。是非とも、グループ講座に引き続き参加いただければ幸いです。

Twitterのスペースは近日中に行います。

サブタイプを知りたい方へ

エニアグラムオンラインでサブタイプの質問は受け付けております。ここだけのお話ですが、エニアグラムのトライタイプまでわかれば、16タイプのサブタイプは簡単に攻略できます。

普通の診断に飽きた方へ

少し斜め上の診断テストをご用意しました

タイプを決めたい方へ

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Webサービス

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DSNHサブタイプ

UCLA(カリフォルニア大学)で心理学と人文学を教えているDario Nardi博士によるサブタイプ理論です。16タイプの脳の活動社会的役割を踏まえて16×4の64分類をしております。

16の性格タイプの社会適性や役割について、それぞれを細分化して教えてくれます。